フラットヒーターで火事が起こらないと思っていませんか?
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フラットヒーターの仕組みを知って火事にならないように安全性を確保する方法
フラットヒーターは、電気を通しているので、電気の加熱、または故障によって火事が起こる可能性が付きまといます。
では、どんなことに気を付けたらいいでしょうか?
フラットヒーターの仕組みを振り返る
フラットヒーターの仕組みは、繊維の中に入れた電熱線に電気を流して、電気抵抗で発生した熱でそのまま暖めています。
耐熱性の高い繊維などを使って繊維の内部に空気を溜め込み、長時間にわたってゆっくりと暖めてくれます。
フラットヒーターの構造上、すぐには熱くならないので、故障に気付きにくいところがあります。
時間をかけながらゆっくりと温かくなるので、電気代は少なくて済むし、火傷の心配が少ないです。
こたつで温まっていると、足元が温かくなるので、眠ってしまいます。
温かいと気持ちよいですから。
これが、フラットヒーターの良さと火事が紙一重な理由です。
フラットヒーターのどの点に中すれば火事は防げるのか?
なので、寒くなってきたときには、少しこたつ布団をあげた状態で、フラットヒーターに電気を入れて、30分くらいは様子見をしましょう。
フラットヒーターから煙が出ていないか?
フラットヒーターから焦げ臭いにおいが出ていないか?
フラットヒーターの色が変わっていないか?
5感をフルに使って確認しましょう。
1度この確認をすれば、1シーズンは大丈夫でしょう!!
毎日使うようになったら、においには注意しましょう!!
フラットヒーターは、そこまで急激には熱くならないので、じわじわの温かさからにおいが先行して感じられるはずです。
なぜ、フラットヒーターを毎年確認しないといけないのか?
フラットヒーターは電化製品です。
中を通じている電熱線が時とともに劣化してしまうからです。
電熱線は電気を通すことで加熱され、硬化していきます。
電熱線の硬化が断線、ショートを引き起こしてしまいます。
なので、フラットヒーターを使い始めた時には、電熱線の劣化を目で確認が出来ない代わりに、においや色で確認しましょう。
また、こんなことはしないと思いますが、フラットヒーターを外して折り曲げたり畳んだりすることは止めましょう。
先ほど話した電熱線が傷む原因になるからです。
フラットヒーターで火事が起こらないためのまとめ
フラットヒーターは電熱線が入っているので、使用期間が長くなると過熱により、電熱線が硬化し、断線、ショートを招いて、火事が起こる可能性があります。
フラットヒーターを使い始める季節になったら、色、におい、暖まり具合を確認してフラットヒーターの健康状態を確認してみましょう。
怪しいと思ったら、交換して安全を確保しましょうね