地獄7階層目の大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)です。
文字通り、燃える世界のように思われますが、まさに、その通り。
この世で生きているときは、自分のからだが燃える体験なんてありませんので、想像すら出来ないでしょう。
もちろん、私もそんな経験はありません。
そんな想像を超えた地獄の世界、大焦熱地獄をまとめていきます。
地獄の7階層目大焦熱地獄とは?
大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)は、殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄言、邪見、犯持戒人(尼僧・童女などへの強姦)をした者が落ちる地獄です。
1階層目の罪、殺生
2階層目の罪、盗み
3階層目の罪、邪淫
4階層目の罪、飲酒
5階層目の罪、妄語(うそ)
6階層目の罪、邪見
7階層目の罪、犯持戒人(尼僧・童女などへの強姦)
童女などへの強姦は最近よくニュースにもなってきています。彼らは、大焦熱地獄へ行くことになります。
1階層目から6階層目までの6つの地獄の一切の諸苦に、10倍して重く受けます。
また更なる極熱で焼かれて焦げる。
その炎は最大で高さ500由旬、横幅200由旬あるという。
由旬は、牛車の1日の行程をさしていて、1由旬は、約14.4kmですね。
500由旬だと、約7,200kmですね。どの規模なのか想像もつきません。
東京からハワイまで、直線距離で6,525km。
東京からロサンゼルスまで、直線距離で8,825km。
アメリカまで届かない程度ですか。
ちなみに、日本の長さは、2,845kmくらいと言われているので。
話を戻すと、
罪人の苦しみの声は地獄から3000由旬離れた場所でも聞こえる。
この地獄に落ちる罪人は、死の三日前から中有(転生待ち)の段階にも地獄と同じ苦しみを受ける。
炎の刀で体の皮が剥ぎとられ、沸騰した熱鉄を体に注がれてしまいます。
大焦熱地獄は、人間界の43京6551兆6800億年になります。
地獄の7階層目大焦熱地獄まとめ
地獄の7階層目大焦熱地獄の苦しみを見てくると、誇大広告のように聞こえてきます。
この世の中は、物理世界なのでそう感じるのかもしれませんが、あの世では、意識が手に取るようにわかる精神世界です。
なので、距離にしたら、他の人か感じる範囲が、大きいのかもしれません。
それでは、次は、地獄最下層、8階層目の阿鼻地獄(あびじごく)です。