加湿空気清浄機と加湿器の違いを知ってメリットとデメリットを考えてみました
加湿空気清浄機と加湿器の違い
加湿空気清浄機は読んで字のごとく、「気化式」方式で加熱なしで水分を含んだフィルターに風をあてて水が蒸発する仕組みで電気代を抑えて、なおかつ加湿しながら空気清浄をすると加湿器です。
加湿器はお部屋の湿度を監視しながらお部屋空間の加湿をコントロールしてくれる加湿器です。
一見、空気清浄機と加湿の両方をやってくれる加湿空気清浄機がよさそうに見えますよね。
冷静に考えると、4季の中で、加湿器と空気清浄機では使うシーズンが違いますよね。
加湿器は冬場が中心になるし、空気清浄機は一年中使うことになる上に、加湿器を置く場所と空気清浄機を置く場所が違っているからです。
加湿器の置く場所は、加湿器の周りに何もないことが条件。
例えば、カーテンの近くに加湿器を置くと加湿したせいでカビが出る可能性もありますし、エアコンの力を利用しようとすると、加湿器のセンサーが正確に働かない可能性が出てきます。
すると、加湿器はお部屋の中央に置くのがベストと答えが出ます。
逆に 空気清浄機の置き場所となると、空気の動きを最大限に発揮させる必要と電気代を考えるとエアコンの力を利用したほうがとても効率的で、空気清浄の効果が最大限に発揮されます。
なので、空気清浄機はエアコンの下がベストです。
このように、加湿器と空気清浄機の置き位置からも加湿空気清浄機1台で済ませようとするのには無理が出てきます。
当然、メーカーは分かっていてさまざまな工夫がされていますが、適切な位置に加湿器と空気清浄機を置くことのほうがしっかりそれぞれの効果が発揮されます。
加湿器のメリットって何?
お部屋の過失を60度ちょい上にするとウイルス感染率がガッチリ下がることが最大のメリットです。
さまざまな加湿器の制御方法がありますが、加湿がしっかりと出来ればどれでも問題ないです。
加湿器のデメリットって何ですか?
加湿するにはお水が必要です。
加湿器を使い続けると水から発生する細菌などの問題が加湿器のデメリット。
目には見えないカビが加湿器に発生したまま使用すると結果的にお部屋に細菌をばらまくことになって体調を崩すことになります。
これを何とかして阻止しなくてはいけません。
加湿器の種類はどんなのがあるの?
そこで、加湿器で細菌を発生させにくいタイプに着目しながら見てください。
1、スチーム式加湿器
メリット
・比較的安価
・加湿能力が高いので広いお部屋でも1台で対応できる
・お水を沸騰させて蒸気にするので、細菌などが死滅する効果あり
デメリット
・電気代がかかる
・噴き出し口から高温の蒸気が出るので火傷に注意
・ミネラル成分が残るので掃除に手がかかる
超音波式加湿器
メリット
・消費電力がかからない
・小型化出来て噴き出し口が熱くならない
・アロマやなどを入れる事ができる
デメリット
・ミネラル成分も出るので家具が白く汚れる
・水の中で細菌などが繁殖してしまうと、細菌も一緒に微粒子化してしまう為加湿器病につながる可能性があるので細目な清掃が必要。
ただし、メーカー推奨の除菌剤を入れると細菌などが死滅できる。
気化式加湿器
メリット
・電気代が安い
・吹き出し口が熱くならない
デメリット
・加湿能力が低い
・フィルターの手入れや交換が必要
・ファンが回る音がうるさい
・価格が高め
ハイブリッド式加湿器
メリット
・加湿のパワーが欲しい時は温風で、湿度を維持したい時は送風だけに切り替えられるので省エネ
・吹き出し口が熱くならない
デメリット
・フィルターの手入れや交換が必要
・価格が高い
まとめ
加湿器は、どの方式も除菌に完璧な商品はありません。
こまめな清掃が一番安心です。
これを手間と考えるとなるとウイルス感染を押させることだけでなく、細菌をお部屋に広げてしまうので注意が必要です。
とは言っても、60度ちょい上の加湿でウイルス感染を止められるならメリットはあります。