紅葉のメカニズムってどうなってんの?
紅葉のメカニズムから、もみじ狩りを楽しもう!!
葉は秋や冬の時期以外は緑色がほとんどです。
緑の葉の色をしているのはクロロフィルが赤と青の光を取り込むので、緑が目立って緑色に見えます。
これが光合成をしている状態ですね。
一方で日照時間が短くなると、つまり秋になってくると、気温が下がってくると光合成が出来なくなってくるので植物の水分を上に吸い上げる力が低下し、クロロフィルが生産されなくなり、水分の吸収力低下もともなって葉が落葉する状態になるのです。
紅葉の時期になるとクロロフィルの能力が低下し、もともと少ないけれど葉に含まれているカロテイドが強くなり、カテロイドの黄色が目立ってきて葉が紅葉します。
さらに、アントシアニンが秋の時期とともに合成されて作られ、クロロフィルが低下するに伴って、赤みを帯びてきます。
緑色→黄色→赤色と変化して落葉して土に返っていきます。
科学的には専門用語で説明されますが、紅葉による山の景色、いつもの公園や道端景色の変化には心打たれるものがあります。
まさに自然の変化に生を感じるところですね。
紅葉の地域はどうすればわかる?
「紅葉マップ」でネット検索すると、さまざまなサイトで紹介されます。
先に話した通り、気温差が感じられるようになると紅葉の状態も進行して行きます。
山にドライブをしながら紅葉を楽しみ、時には食事、温泉など楽しさも増す時期ですね。
紅葉をみて寂しさも感じるところですが、紅葉の時期だから楽しめること。
逆に紅葉の時期にしか楽しめないことを楽しんでいる充実感も良いものです。
紅葉の保存方法
100均とかでノートを準備しておくことをオススメします。
たくさん紅葉を取るぞ!!ってかたは、電話帳のような厚めのものが良いですね。
あとはティッシュ、ウエットティッシュですね。
紅葉狩りに出かけて紅葉を手にしてまずチェックすることは。
1、紅葉が汚れてないか
→汚れているものはウェットティッシュで拭く。
ポイントは、水気を切ることなんですが、汚れてないように見えても、実は拭いてみるとティッシュが黒くなるので、本当は全部拭く方がいいのかも…。
2、紅葉が折れているものは避ける
→ノート(電話帳)に挟む時に葉の縁が折れてしまうことがありますので注意ですね。
乾燥しきる前ならそっと戻すと修正可能なことも。
3、破損している紅葉はないか
→綺麗だなと思って拾ってきたはずなのに、変色が激しかったり、破損してしまっていたり…。
さっとでいいので、確認してピンとこなければ、その場で廃棄します。
4、ご自宅に持っていって、しばらく放置
→2、3週間たったらノートから取り出してみる。
5、紅葉をファイリングする
→出来上がった乾燥した紅葉をナイロン袋に選別してタッパにまとめておく。
タッパには、日付、紅葉を入手した場所を書いておくと、楽しい紅葉ファイルができあがります。
まとめ
気温の変化を見ながら温度差が出てくる地域に行ってみると紅葉が見えるようになってきます。
そこを狙って紅葉狩りして楽しめると秋の楽しみが増えて生活が生き生きしてきますね。