百人一首の競技かるたって暗記が重要?!
百人一首の暗記方法のコツって何?
百人一首は、昔から聞かれる5,7,5,7,7の文字で世界を表現した短歌です。
百人一首をかるたとして楽しむにも、勝ちにこだわれば、暗記が必須ですよね。
ましてや、「ちはやぶる」の映画のように、競技かるたをするとなると、また一段とレベルが違う世界になります。
百人一首を暗記するコツってどんなことに気をつければいいのかな?の疑問にお答えします。
百人一首の基本的な暗記部分をまとめます。
No | 上の句 | 下の句 | 覚え方 | |
---|---|---|---|---|
1 | 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ | 我が衣手は 露にぬれつつ | 秋の | 露にぬれつつ |
2 | 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の | 衣ほすてふ 天の香具山 | 春過ぎて | 衣ほす |
3 | あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の | ながながし夜を ひとりかも寝む | 足 | 長々 |
4 | 田子の浦に うちいでてみれば 白妙の | 富士の高嶺に 雪は降りつつ | 田子ノ浦 | 富士子ちゃん |
5 | 奥山に もみぢふみわけ なく鹿の | 声聞く時ぞ 秋はかなしき | 奥山君の | 声を聞く |
6 | かささぎの 渡せる橋に おく霜の | 白きをみれば 夜ぞふけにける | 傘が | 白い |
7 | 天の原 ふりさけみれば 春日なる | 三笠の山に いでし月かも | 天野 | ミカ |
8 | わが庵は 都のたつみ しかぞすむ | 世をうぢ山と 人はいふなり | わがいほは | 宇治山 |
9 | 花の色は うつりにけりな いたづらに | わが身よにふる ながめせしまに | 花の | わが身よ |
10 | これやこの 行くも帰るも わかれては | しるもしらぬも 逢坂の関 | これや | 知る |
11 | わたの原 八十島かけて こぎいでぬと | 人にはつげよ あまのつり舟 | やそしまさん | 人にはつげよ |
12 | 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ | をとめの姿 しばしとどめむ | あまつ風 | を止める |
13 | つくばねの 峰よりおつる みなの川 | 恋ぞつもりて 淵となりぬる | つくばねの | 恋ぞつもる |
14 | みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに | みだれそめにし 我ならなくに | 道の | 乱れ |
15 | 君がため 春の野に出でて 若菜つむ | わが衣手に 雪はふりつつ | 君がため春 | 雪は降る |
16 | 立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる | まつとし聞かば いまかへりこむ | 立ち別れる | 松と |
17 | ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 | からくれなゐに 水くくるとは | ちはやぶる | からくれない |
18 | 住の江の 岸による波 よるさへや | 夢のかよひ路 人目よくらむ | 炭の | 夢 |
19 | 難波潟 みじかき蘆の ふしのまも | あはでこの世を すぐしてよとや | 難波潟 | 泡で |
20 | わびぬれば いまはたおなじ 難波なる | 身をつくしても あはむとぞ思ふ | わびぬれば | 身を尽くしても哀れ |
21 | 今こむと いひしばかりに 長月の | 有明の月を まちいでつるかな | 今こむ | 有明 |
22 | 吹くからに 秋の草木の しをるれば | むべ山風を 嵐といふらむ | 吹く | 山風 |
23 | 月みれば ちぢにものこそ かなしけれ | わが身一つの 秋にはあらねど | 月見る | わが身一つ |
24 | このたびは ぬさもとりあへず 手向山 | もみぢのにしき 神のまにまに | この | もみぢ |
25 | 名にし負はば 逢坂山の さねかづら | 人にしられで 来るよしもがな | 何塩 | 人に知られ |
26 | 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば | いまひとたびの みゆきまたなむ | おぐら | いまひちゃん |
27 | みかの原 わきて流るる いづみ川 | いつみきとてか 恋しかるらむ | ミカの | いつ? |
28 | 山里は 冬ぞさびしさ まさりける | 人目も草も かれぬと思へば | 山里は | 一目見たい |
29 | 心当てに 折らばや折らむ 初霜の | おきまどはせる 白菊の花 | 心当てに | 置き |
30 | 有明の つれなく見えし 別れより | あかつきばかり うきものはなし | 有明の | あかつき |
31 | 朝ぼらけ 有明の月と見るまでに | 吉野の里に 降れる白雪 | 有明の月が | 吉野の里に |
32 | 山川に 風のかけたる しがらみは | ながれもあへぬ もみぢなりけり | 山側に | 流れる |
33 | 久方の 光のどけき 春の日に | しづ心なく 花の散るらむ | 久方の | 静かな心 |
34 | 誰をかも しる人にせむ 高砂の | 松も昔の 友ならなくに | 誰を | 待つ、昔の友 |
35 | 人はいさ 心も知らず ふるさとは | 花ぞ昔の 香に匂ひける | 人は | 花 |
36 | 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを | 雲のいづこに 月やどるらむ | 夏の | 雲の |
37 | 白露に 風の吹きしく 秋の野は | つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける | 白露を | つらぬく |
38 | 忘らるる 身をば思はず ちかひてし | 人の命の 惜しくもあるかな | 忘らるる | 人の命 |
39 | 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど | あまりてなどか 人の恋しき | 朝、十の | 余り |
40 | しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は | 物や思ふと 人の問ふまで | 忍ぶ | 者 |
41 | 恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり | 人しれずこそ 思ひそめしか | 恋する蝶は | 人しれず |
42 | ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ | 末の松山 波こさじとは | ちぎりきな | 末の松 |
43 | あひみての のちの心に くらぶれば | 昔は物を 思はざりけり | 愛は | 昔 |
44 | あふことの たえてしなくば なかなかに | 人をも身をも 恨みざらまし | 会うこと | 人と |
45 | あはれとも いふべき人は 思ほえで | 身のいたづらに なりぬべきかな | あわれな | 身 |
46 | 由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ | ゆくへも知らぬ 恋の道かな | 由良ちゃんが | ゆく |
47 | 八重むぐら しげれる宿の さびしきに | 人こそ見えね 秋は来にけり | 八重? | 人こそ三重ね |
48 | 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ | くだけて物を 思ふころかな | 風を | くだけ |
49 | みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえて | 昼は消えつつ 物をこそ思へ | ミカ気も | 昼は消え |
50 | 君がため 惜しからざりし いのちさへ | 長くもがなと 思ひけるかな | 君がためを | 長く |
51 | かくとだに えやはいぶきの さしも草 | さしもしらじな もゆる思ひを | 書くと | 刺し |
52 | あけぬれば 暮るるものとは 知りながら | なほうらめしき 朝ぼらけかな | 開け(あけ) | なお恨めし |
53 | なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは | いかに久しき ものとかはしる | 嘆きの | イカ |
54 | 忘れじの ゆく末までは かたければ | 今日をかぎりの いのちともがな | 忘れじ | 今日(けふ)を |
55 | 滝の音は たえて久しく なりぬれど | 名こそ流れて なほ聞こえけれ | 滝の | 名こそ流れる |
56 | あらざらむ この世のほかの 思ひ出に | いまひとたびの あふこともがな | あらざさ | いまちゃん |
57 | めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに | 雲がくれにし 夜半の月かな | めぐりあい | 雲かくれる |
58 | ありま山 ゐなの笹原 風吹けば | いでそよ人を 忘れやはする | 有馬は | いーで |
59 | やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて | かたぶくまでの 月を見しかな | やすらは | 傾く |
60 | 大江山 いく野の道の 遠ければ | まだふみもみず 天の橋立 | 大江山は | まだ踏みません |
61 | いにしへの 奈良の都の 八重桜 | けふ九重に 匂ひぬるかな | いにしへの | けふここ |
62 | 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも | よに逢坂の 関はゆるさじ | よを | よに |
63 | いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを | 人づてならで 言ふよしもがな | 今は | 人づてなら |
64 | 朝ぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに | あらはれわたる 瀬々の網代木 | 宇治の川が | 現れる |
65 | うらみわび ほさぬ袖だに あるものを | 恋にくちなむ 名こそをしけれ | 恨み | 恋に朽ちる |
66 | もろともに あはれと思へ 山桜 | 花よりほかに 知る人もなし | もろ友に | 花よ |
67 | 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に | かひなくたたむ 名こそをしけれ | 春の夜の | かひなく |
68 | 心にも あらでうき世に ながらへば | 恋しかるべき 夜半の月かな | 心に | 恋しい |
69 | あらし吹く み室の山の もみぢばは | 竜田の川の 錦なりけり | 嵐が | 立つ |
70 | さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば | いづくもおなじ 秋の夕ぐれ | さびしさ | 伊豆くも |
71 | 夕されば 門田の稲葉 おとづれて | 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く | 夕 | 足 |
72 | 音に聞く 高師の浜の あだ波は | かけじや袖の ぬれもこそすれ | 音に聞く | 賭け |
73 | 高砂の をのへのさくら さきにけり | とやまのかすみ たたずもあらなむ | 高砂の | 戸 |
74 | 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ | はげしかれとは 祈らぬものを | うかれている | ハゲ |
75 | ちぎりおきし させもが露を いのちにて | あはれ今年の 秋もいぬめり | ちぎりおきし | あはれ |
76 | わたの原 こぎいでてみれば 久方の | 雲いにまがふ 沖つ白波 | わたはら漕ぐと | 白波 |
77 | 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の | われても末に あはむとぞ思ふ | 瀬が | 割れる |
78 | 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に | 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 | 淡路島に | 行くよ |
79 | 秋風に たなびく雲の たえ間より | もれいづる月の 影のさやけさ | 秋風が | もれる |
80 | 長からむ 心もしらず 黒髪の | みだれてけさは 物をこそ思へ | 長からん | 乱れてけ |
81 | ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば | ただありあけの 月ぞ残れる | ほととぎすは | タダ(無料) |
82 | 思ひわび さてもいのちは あるものを | 憂きにたへぬは 涙なりけり | 重い | 浮き |
83 | 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る | 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる | 世の中よ | 山の奥にも鹿 |
84 | ながらへば またこのごろや しのばれむ | 憂しと見し世ぞ 今は恋しき | 長良川に | 牛がいる |
85 | 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで | 閨のひまさへ つれなかりけり | 夜も | 暇さ |
86 | なげけとて 月やは物を 思はする | かこち顔なる わが涙かな | 嘆け | 過去 |
87 | 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に | 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ | 村の | 霧 |
88 | 難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ | みをつくしてや 恋ひわたるべき | 難波江の | 身を尽くした恋 |
89 | 玉の緒よ たえなばたえね ながらへば | 忍ぶることの 弱りもぞする | 玉野 | しのぶちゃん |
90 | 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも | ぬれにぞぬれし 色はかはらず | 店 | 濡れる |
91 | きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに | 衣かたしき ひとりかも寝む | キリギリスの | 衣は固い |
92 | わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の | 人こそしらね かわくまもなし | わが袖は | 人こそ知らね |
93 | 世の中は つねにもがもな なぎさこぐ | あまの小舟の 綱手かなしも | 世の中は | あまの |
94 | み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて | ふるさと寒く 衣うつなり | 見よ | ふるさと |
95 | おほけなく うき世の民に おほふかな | わがたつ杣に 墨染の袖 | 大きなク | ワガタ |
96 | 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで | ふりゆくものは わが身なりけり | 花誘う | ふり |
97 | こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに | 焼くやもしほの 身もこがれつつ | 来ぬ人を | 焼く |
98 | 風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは | みそぎぞ夏の しるしなりける | 風そよぐ | みそ |
99 | 人もをし 人もうらめし あぢきなく | 世を思ふゆゑに 物思ふ身は | 人も | 世を思う |
100 | ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも | なほあまりある 昔なりけり | ももひき | なお余り |
百人一首の遊び方ってどんな方法?
試合の流れ
競技する2人は、まず百人一首の100枚の札を裏向けにしてよく混ぜます。
裏向けにするのは自分の好きな、あるいは得意な札を選んだりしないためです。
互いに25枚ずつ取り、自分の陣地(自陣)に左右87cm以内に3段に分けて並べます。
相手の陣地(敵陣)にも同様に並べられた状態となりますが、残りの50枚は箱にしまって競技には使用しません。
しかし、読み手は100枚の札を読むので、使わない札は空札(からふだ)となります。
自陣の札を取ったら一枚減り、敵陣の札を取ったら相手に札を一枚送って自陣の札を一枚減らします。
こうして、自陣の札を早くゼロにした方が勝ちとなります。
審判は基本的にいません。
どちらが早く取ったかは、お互いで確認して決めます。
お互いが、同時に札を取ったと認めた場合、自陣にその札があった方の「取り」となります。
読まれた札のある陣地であれば、どの札を触れてもよいことになっています。
ですので、まとめて札を払うことができるのです。
団体戦
5組同時に試合を行い、3勝した方の勝ちとなります。
団体戦では声をかけあっても良いことになっています。
決まり字
ここまで聞けば札が取れるという部分のこと。
札によって、1~6文字の長さの決まり字があります。
例えば「ちはやふる~」は、「ち」で始まる札は他に「ちぎりおきし~」と「ちぎりきな~」がありますが、「ちは」まで聞けば確定するので、2字決まりとなります。
決まり字は試合が進むにつれて変化します。
例えば、上の句が「い」で始まる札は、A=「いにしえの」B=「いまこむと」C=「いまはただ」の3種類あります。
それぞれの決まり字はA=「に」(2字決まり)、B=「こ」(3字決まり)、C=「は」(3字決まり)となります。
ここでBの「いまこ」が読まれた場合、それ以降「いま」で始まる札はCだけになるので、「いま」まで聞けばCを取ることができます。
さらに、Cの「いまは」の札も読まれた後は、Aの「いに」の札は「い」で取ることが出来るようになります。
このように決まり字が変化していくことを、決まり字変化といいます。
百人一首で強くなるにはどうすればいいの?
これが問題だよね。
当然だけど、負けると悔しいし。。。。
パターン1
1、グループを覚える事
かくとだに、かささぎの
しらつゆに、しのぶれど
・・・・
あきのたの、あきかぜに
よのなかは、よのなかよ
あさぢうの、あさぼらけあり、あさぼらけうぢ
などの同じ1音、2音(友札)どうしを覚える
一つが終ると決まり字が一つ減るのでその分早く取れる
2、場の札を上の句で覚える
適当に左右に5枚並べ、それを上の句で全て5分程度で覚え、目をつぶっても言い当てる
これを繰り返して練習する
全て言い当てられる樣になったら、20枚に増やし、徐々に札を増やし、時間も増やしてゆく
3、目をつぶって取る練習をする
札をいちいち確認して取る事は無いので、全て頭の中に入っているとして、取って練習する
4、百枚全て覚える
対戦中に、どの札が終わって、どの札がまだなのかを覚える
友札どうしで覚えるので、それほど難しく無い
歎きつつが終われば、「なげ」だけで歎けとてが取れるとか
5、呼吸法を覚える
読み初めの1音にとても意識を集中させる為に、最後の音まで息を吐いて、そして息を止め、取る
濡れもこそすれ~ これやこの
フ~ウ~~~ッ… バシ
逆にゆっくり吸っても止める事でも良い
特に場に無い読み札の時の、緊張の抜き方、徐々に集中を高めていく仕方を、自分なりに見つける
6、お手付きをしない
お手付きは、-1-(+1)という事で2枚差が付いてしまいます
必ず起こりますが、なるべくしない
特に友札や相手の動きにつられて、あわてる事をなくす
パターン2
1、順番にでも丸暗記をしてみるのがマズ最初の一歩です。
この第一首を例にすると
あきのたのかりほのいほのとまをあらみ、わがころもではつゆにぬれつつ
次に
2、下の句を”わがころもで~”読んで、上の句”あきのたの~”が
出るように覚えるのが第2です。
コレが出来ると上の句と下の句が自在に引き出されるように、上の句と下の句を別に覚えることで頭の中でのランダムアクセスできるように記憶の順を整理して代えるのです。
上の句だけで覚えると、肝心の取り札を並べたときに下の句が分からないのは不利です。
これで、下の句の取り札を並べるときに有利に手札を並べることが出来ると同時に、頭の中で整理されているようになると思います。
よく言われるのが
3、次に決まり字を覚えておくことです
”あ”から始まる詩は17首ありますが、それぞれに違いをおぼえるのです
あきか○ぜに
あきの○たの
あけ○ぬれば
あさぢ○ふの
”あき”
と付く詩は2首ですが、”あきか”~は1つしかありません。
この決まりとなる字を思えておくのですが、コレは丸暗記に比べればそれほど重要でもないとおもいます。
4、7首ある、1つしかない詩を覚えておく
さびしさにやどをたちいでてながむれば
すみのえのきしによるなみよるさへや
せをはやみいはにせかるるよるさへや
ふくからにあきのくさきのしをるれば
ほととぎすわきてながるるいづみがわ
むらさめのつゆもまだひぬまきのはに
めぐりあいてみしやそれともわかぬまに
”あ”で始まる詩は17首、”い”で始まる詩は3首ありますけども、上のそれぞれの頭文字で始まる7首はそれぞれ1首しかありません。
カルタではこの7首がどこにあるのか?!
手持ちの札にあるのか、相手の札にあるのか、その所在をよく確認しておきましょう。
その札が呼ばれたら、確実に取るように出来るようにしましょう。
5、取り札の場所を覚える
下の句の書かれた取り札の場所を覚えるのは重要です。
どこに何があるのか、短期記憶の丸暗記力が問われることですが
大会ではコレが命といっても過言ではないです。
特に先の冒頭の決まり字の単語が一つしかない7首は採りやすいように手元において置くようにしたり。
なにげに最も得意な手札と言うものが出来るはずです。こういったものを自分の手元においておいたり相手の手札にあれば確実に場所を覚えて取りに行ったりと
まとめ
百人一首を競技として形にした競技かるた。
映画「ちはやふる」で再燃して盛り上がりを見せている。
スポーツと知識、多少の運も混ぜ合わせた、とても興味深い世界です。