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テントで使うガスストーブの火災対策用安全装置ってどうなってますか?

カセットガスストーブ

テントで使うガスストーブの火災対策用安全装置が知りたい


ストーブには安全装置が付いていますが、ガスストーブはどうなんだろう!

そんな疑問をお持ちの方へ答えをまとめした。

Q:ガスストーブの安全装置はどんな動作をしますか?

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ガスストーブによって違いがありますが、下記のようなのが一般的についているはずです。
ただし、購入時にはしっかりチェックしましょう。

A:
1、転倒時消火装置
→本体が倒れたり、強い衝撃が加わったときに、自動的にガスを遮断して消火します。
2、立消え安全装置
→風などによって火が消えたときに自動的にガスを遮断します。
3、不完全燃焼防止装置
→不完全燃焼する前にガスを遮断して消火します。
4、圧力感知安全装置
→カセットボンベが過熱されカセットボンベ内圧力が異常上昇したときに、自動的にカセットボンベがはずれ、ガスの流れが止まり消火します。
5、温度過昇防止装置
→点火しているにもかかわらずファンが回らないときに、特に上部本体が熱くなり続けることを防止するため自動的にガスを遮断して消火します。

ガスストーブの特長

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ガスストーブはとにかくお手軽で使いやすいストーブです。

キャンプでも緊急時でも使う用途はさまざまに対応できるのがいいですね。

カセットガスストーブは、カセットガスを燃料とした暖房機です。
カセットガスは燃料を指しています。

CD缶とCB缶があり、CD缶はナベをさかさまにしたようなそこが平らなものです。CB缶は整髪料に使うような縦形状の缶です。

そして、カセットガスストーブはあんな小さなCB缶1本でも使用可能です。

CB缶2本使えば燃焼時間は最大火力で10時間使用できます。

火力を上手にコントロールすれば15時間以上使った話もあります。

なので、CB缶を数本持っていれば、キャンプで十分暖を取ることができます。

大体は、使用する時って気温が低いときですよね。

そんな時レギュラーガスだと点火しづらかったり、火力があがらなかったりってこともあります。

ガスストーブの機種によっては、-5℃の気温でもしっかり燃焼することが出来るものもあります。

そんな使用環境を想定して、ガスストーブを選ぶと良いですね。

ガスストーブ小さくて軽いので使いやすい

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本格的に暖をとるとなると、薪ストーブ、石油ストーブを使うことになります。

絶対の暖かさは間違いないのですが、手間取るのが難点。

カセットガスストーブならお手軽使いやすいです

・小さくて軽いので移動が楽々

・燃料の扱いが楽

・組み立ても不要

・電源不要で場所を選ばない

とにかく、カセットガスストーブは、小型で軽いので取り回しが良いです。

片手でサッと移動させることができます。

薪ストーブの場合、ストーブを設置するためにテントに細工をしたり、現地で煙突を組み立てたり、大掛かりで手間のかかる作業になります。

石油ストーブは、灯油を持ち歩いたり、給油時に燃料をこぼさないように気を使ったり…。

うっかり車内に灯油を垂らしたら、帰りの車内はとても耐えられない臭いが充満します。

なかなか臭いを消せません。

そんなところからも、カセットガスストーブの使いやすさはダントツです。

カセットガスストーブはすぐに暖がとれる

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カセットガスストーブは、ガスをセットしてスイッチを入れるとすぐに暖まります。

「寒いな」と思ったら、1分もかからすに、すぐに温かくなるのは助かります。

ストーブ本体と、カセットガスがあればOKです。

いつでもどこでも使えます

カセットガスストーブの弱み

テント内での使用は厳禁です。

小型なものは、屋外で使うことが多いと思いますが、周囲50cmから1mほどが温かくなる感じです。
足元が温まる程度で、主に1人専用と考えたほうが良いです。

暖房効果は弱い
カセットガスストーブは電気ストーブの暖まり方と同じですね。

風には弱い
風があると、熱が流れてしまうため、さらに暖房効果は弱くなります。

テント内での暖房効果は?

先に話したとおり本当は、カセットガスストーブは屋内での使用は厳禁です。
ですが、こっそりテント内で使ってみたところ、テント内の温度は10℃近くまで上がりました。

温まるまでの時間は20分位でした。
テントのサイズや構造にもよると思いますが目安としてお考えください。

使用できる気温に注意

カセットガスストーブが使用できる気温に制限があります。
基本は、氷点下になると使えないと思っておいたほうが良いです。

と言うのも、カセットガスの燃料となるブタンガスが入ったカセットボンベの特性で、10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になると、ほとんど気化しなくなるため、使えなくなります。

着火時にカセットガスを10℃くらいまで温めれば使えたりする気もするのですが(危険なのでやめてください)、寒さが厳しい環境だと使えない物だと認識しておく必要があります。

繰り返しますが、基本、テント内では酸欠、一酸化炭素中毒を引き起こすので、カセットガスストーブの使用は厳禁です。
たとえ、室内用とうたっていても使ってはいけません。

前例として、冬キャンプで死亡事故も起きたことがあります。

キャンプでの使い方

本格的な冬のキャンプには向いていませんが、春・秋の少し寒い時期に使うなら大変便利です。

・外で足元を暖める
・テントの前室で暖を取る

といった用途で使うと良いと思います。

まとめ

ガスストーブのメリットは、ガスストーブとカセットガスだけで暖がとれる。とにかく小さくて軽いので使いやすい。

ガスストーブの注意点は、10℃以下の使用環境では使えない。テント内での使用は禁止。酸欠や一酸化炭素中毒を引き起こします。

使い方さえ間違わなければ、とても便利なガスストーブです。安全に使ってくださいね!!

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