PR

雪かきで腰痛にならない方法

生活

雪かきは思いのほか危険


雪かきすると、いつも運動しているならまだしも、かなりきつい運動量になります。

雪かきしているときは集中しているので、腰を痛めるなんて考えもせずに力任せにかきかくります!!

雪かきで腰を痛めないために何か方法が無いか、私の経験を含めてまとめてみようと思います。

雪かき前の準備運動

スポンサーリンク
スポンサーリンク

始める前にはまず準備運動をするのが大事です。

肩回し、腰回しを10回。屈伸を左右10回ずつ。このくらいやっとくと安心です。

普段運動していないと、体は硬くなっていますし、雪が降る時期は外気温度が低いので体はこわばっています。

しかも、雪は重い!!!

ほんと重さだけでも何とかならないかなと思いますね。

また、いきなり雪を運ぶために力が入ると、ぎっくり腰や、血圧や脈拍が急上昇してしまいます。

なんといっても、手足腰のストレッチや屈伸運動などで体をほぐして、温めてから雪かきです。

雪かきは最初が肝心

スポンサーリンク

雪かきの準備運動は最初にすることですが。

雪の降り始めの雪が少ない時には、ササッとほうきで雪をはらってしまうのも1つの方法です。

あまり多くない雪なら、竹ぼうきやシュロほうきでささっとはいてしまいましょう。

スコップよりも腰に優しいです。

雪かきで腰を痛めないスコップの使いかたのコツ

スポンサーリンク

ほうきでは、はききれない程の雪が積もった時は、あきらめてスコップの登場です。

雪かき専用のスコップが一番便利です。

ただ、ぎっくり腰は、雪かき専用のスコップを使ってもおきてしまいます。

道具だけでは、腰のぎっくりは防げません。

雪はかなり重いので、腰をギックリ!!とやってしまいます。

雪かきで腰を痛めないポイントは?

1、スコップは順手で、小指側から握る

※「順手」つまり、手のひらを下に向け上からスコップの柄握ります。

例えば、右利きの方であれば、右手でスコップの先に近い側を順手で握り、左手は先端の持ち手の部分を持つと良いです。

手のひらを上にした「逆手」で持つと、腕や手首、腰への負担が大きくなってしまいます。

足を開いて膝を落として体全体を使う

スポンサーリンク

腕のちからはスコップを持ち上げるだけにして、雪をすくい上げる時は足腰を使うのがポイント。

背筋を延ばして膝を曲げて、腰を落とした体勢で体全体を使って、からだ全体で雪を持ち上げるようにします。

腰は曲げないことが大事です。

足を伸ばしたまま、背中を丸めて手の力だけで持ち上げようとすると、重さがもろに腰に来るのでギックリ腰になります。

雪かき時は寒さや安全への対策も万全に

・手足を濡らさない

手足がぬれると、作業がつらくなってしまいます。

水濡れに強く滑りにくい手袋をしましょう。

軍手の上からゴム手袋をするのもおすすめですね。

靴も、長靴や防寒靴など水濡れに強く滑りにくいものを履きましょう。

・防水性アウターと吸水速乾性下着の組み合わせにする

外気は寒いですが、雪かき作業を続けていると汗ばむくらいに暑くなることもあります。

上着は防水性に優れたものを、下着は吸水速乾性に優れた素材のものだと快適です。

なので、登山などアウトドア用のウエアなどがおすすめですね。

・2人以上で作業する

屋根からの雪の落下や、怪我、急な体調変化などのトラブルに備えて、1人での作業は避けましょう。

また、非常時連絡のために携帯電話も忘れずに持っておくことをおすすめします。

慣れない雪かきで体を痛めてしまわないようにお気をつけ下さい!

もし、雪かきで腰を痛めてしまったら

腰に痛みが走ったら、まずは休んで様子を見ましょう。

ズキズキと痛みだすようなら氷で冷やしたり、冷感湿布を貼って様子を見ましょう。

筋肉痛や肩こりのようなハリを感じたのなら、温めながらストレッチをすると緩和されやすくなります。

それでもつらさが変わらないのなら、医療機関に相談しましょう。

雪かきはバスケットの運動量に相当する

スポーツ毎の運動量を表す単位に「メッツ」というものがあります。

「メッツ」とは、体格などによって運動量の差が出ないように考慮された運動強度の指数で、安静時を1メッツ、歩行時を3メッツなどと定められています。

海外の研究によると、雪かきの運動強度は6メッツ。

これはバスケットボールの試合に匹敵する大きさです。

なので、無理せずに雪かきをしたほうがいいです。

全部を除雪する必要はない

凍ったら危ない玄関周りの雪をどけたり、排水のために側溝や排水口だけ雪をかいたりするだけでも、早く溶けていきます。

放っておけば数日のうちに雪が解ける関東では、完璧に除雪する必要はありません。

まとめ

雪かきで腰痛にならない方法はとにかく無理しないこと。

準備運動しても、雪かき専用のスコップを使っても、無理をすれば同じです。

なので、雪の量が少ないタイミングで負担にならない早めの雪かきが良いかなと思います。

まさか、雪かきがバスケットと同じ運動量だったとは思いもよりませんでしたよね。

ご年配のかたにはつらいですよね。

タイトルとURLをコピーしました