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成人式に行かないけど、やっぱり行ったほうがいいかな?!

成人式

成人式に行かないんだけどまずいかな?

20歳の成人式は世の中的に行くものではあるけれど、都合があって行けない。


それこそ、仕事で行けないってこともあるみたいです。

あとは、単純に成人式に行きたくないってものあるし。

成人式に行かないと、本当はどうなのか?

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成人式の起源をもとに探ってみましょう!!

成人式の起源って何?

毎年、成人の日に全国で開かれる行事、成人式。多少時期は前後しますが、成人式は行われています。

成人式は、大人になったという自覚を、新成人に持ってもらうためのイベントですが、この行事の起源は戦後までさかのぼります。

現在の成人式の元になったのは、戦後間もない1946年、当時の日本は敗戦により活力が失われた状態でした。

そのようななかで、新しい時代を担う若者たちを激励しようという趣旨のもと、青年祭という催しが行われました。

この青年祭の中に成年式というプログラムがあり、これが全国に広まったのが現在の成人式です。

この青年祭に影響された国は1948年に成人の日を祝日として制定しています。

現在の成人式の直接の由来は青年祭だったわけですが、日本の成人の儀式そのものの起源についても見てみようと思います。

成人式って何?どんな意味があるのかな?

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昔から日本では大人になったお祝いの儀式として、男子は元服(げんぷく)、女子は裳着(もぎ)等を行ってきました。

今ある成人式は、1946年に埼玉県で初めて行われた「青年祭」が発端です。

前年の第二次「世界大戦での敗戦で気を落としていた世の中でしたが、未来を担う若者が明るい希望を持てるよう励ましの意味で、小学校校庭にテントを張って「青年祭」を行ったのです。

この企画が日本全国に広まり、僅か2年後の1948年には祝日法が、公布施行されたときに成人の日が入りました。

成人の日の趣旨としては、「大人になったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い励ます」という内容です。

当時は1月15日でしたが、1998年の祝日法改正(ハッピーマンデー法)により、2000年以降の成人の日は1月の第2月曜日へ移動しました。

一般的には成人の日や、その前日(日曜日)に開催されるケースが多いのですが、ゴールデンウィークやお盆などに行う地域もあるようです。

これは、就職や進学で地元を離れる人が多い地域や、豪雪地帯で冬に行うと会場移動等が不便な地域などによく見受けられます。

開催場所はどこで行われる!?

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市町村単位で行われる催しですので地域によって異なりますが、人数が多いことからその市町村で最大収容可能な施設で行われるようです。

例えば、東京都千代田区ではホテルニューオータニ、神奈川県横浜市では横浜アリーナなどとなっています。

また、地元のテーマパークで開催する市町村もあり、中でも東京ディズニーランドで、開催している千葉県浦安市については報道メディアに取り上げられて話題になることが多いです。

大体は、地元の大きな体育館などが多いですよね。

地方の冬場などは、めっちゃ寒いので注意!!

成人式に参加する人はいつ生まれになるのかな?

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成人式に参加する人は、以前は、成人の日に20歳の人。
前年の成人の日翌日~その年の成人の日が誕生日の20歳でした。

でも、この場合、誕生日の遅い早生まれの人が翌年参加になってしまい、成人式で知り合いがおらず寂しい思いをするなど不評なので、最近では学年に基づく方法(学齢方式)が定着しています。

平成30(2018)年の成人式は、平成9(1997)年4月2日から平成10(1998)年4月1日までに生まれた人が対象になりますね。

成人式の起源は中国ってほんと?!

紀元前200年頃、つまり今から2200年も前の中国に「加冠の儀」というものがありました。

これは成人の儀式にあたるもので、20歳を迎えた男子が冠をかぶり大人として認められるものでした。

古代中国では男子の20歳を「弱」と言ったことから、男子の20歳を意味する「弱冠」という言葉が生まれています。

「じゃっかん」って言葉結構使いますよね。

加冠が日本の元服に変わった?!

加冠の儀が日本に伝わり、元服という成人の儀式になります。

こちらは加冠の儀や現在の成人式よりも早い15歳頃で行われていました。

話をもとの戻しましょう!!

成人式に行く意味は何でしょう?

先に話した通り、昔の成人の儀式は大人として周囲に認められていくための重要な意味を持つものでした。

でも、今では、別に成人式になんか出なくても、20歳になれば自動的に法律上大人として扱われることになります。

とすれば、現代の成人式というイベントにはどんな意味があるのでしょうか?

大人になったという自覚を持つための儀式!!

成人式を「自分はもう大人と自覚する節目」とするため、という意味はあるでしょう。

時には、旧友と会う同窓会としての意味もあります。
成人式には自分と同じく20歳になる人たちが集まるため、かつての同級生と顔を合わせる同窓会のような側面もあるでしょう。

親に成人した姿を見せる意味もあります。
振り袖を着て成人式に出た我が子の姿を見て、やっとこの子も大人になったという実感をお持ちになる親御さんも多いですよね。

親に成人の晴れ姿を見せてあげるのも成人式の意義のひとつでしょう。
また、親に対しての感謝を話すきっかけにもなります。

成人式に行かない人もいますけど?!

実は、今の成人式の出席率は7割程度なんですね。

・同級生で会いたい人がいない
・行くのが面倒くさい
・式に出たくらいで大人の自覚なんてできない
・仕事が休めない

いろいろと個人的な理由はあるでしょうが、自分なりに成人式の意義を考えて行くか行かないかの判断を下すのも、大人としての第一歩なのかもしれませんね。

成人式に振袖を着る意味は?

男女ともにスーツで成人式に出る方もいますが、女性の振袖は華やかで見ていても、心和むところです。

成人式には振袖を着なければならないという訳ではありませんが、女性の場合には華やかなことから、やはり振袖が一番人気があります。

また、一生に一度の晴れの舞台なので、一番良い思い出になるようにという親心で、娘に振袖を着せたいと願う親が少なからずいるようです。

振袖の由来って何?!

振袖は江戸時代前期に誕生したといわれています。

その当時、若い女性が着る正装である和服の袖丈が長くなっていきました。

長くなった理由はいろいろな説があるようですが、踊りを披露する際に舞台でより美しく見えるように長くしたという説が広く知られています。

袖丈の長さは、
1600年代は50cmから95cmそれから、1800年代後半は90cmから120cmと長くなり、今の大振袖は114cmくらいです。

これからもまだ伸びる可能性はありますね。

明治時代以降は、振袖は未婚女性の正装として定着していましたが、華やかに見える反面、長すぎて日常動作に邪魔になり、普段着として着なくなっていきました。

袖には意味があるの?

踊り子たちが振袖をサインとしていたのを未婚の女性たちが真似して流行ったのが発端です。

例えば、

袖を振る=愛情を示す
袖にすがる=哀れみを請う
求婚に応じる=袂を左右に振る
求婚を拒否する=袂を前後に振る

昔は女性から男性に想いを伝えるのは禁じられていましたが、このように踊り子たちがサインとしていたのを未婚の女性たちが真似して流行ったのが発端です。

ここから、恋愛で「振る」「振られる」という言葉が使われるようになりました。

また、既婚女性は袖を振る必要がないので、振袖の袖を短く詰めて留袖にして着用していました。
留袖を着ることで、既婚者であることをアピールしたのです。

なので、振袖は未婚者のみが着る事を許されています。

振袖は厄払いの意味もあった!

振袖は、長い袖がゆらゆら揺れ動くものですよね。
この長い袖により厄を払うとされ、19歳で厄がある女性には厄払いができるという意味が込められていますし、晴れの成人式や結婚式に振袖を着ることで人生の門出に身を清める意味があるのです。

成人式に行く意味まとめ

成人式は大人の仲間入りを宣言、自覚するイベントです。

と、同時に、親への感謝を伝えられるタイミングでもあります。

これからの人生いろいろなことに出くわすでしょうが、自分の力だけで乗り越えることも大事ですが、自分だけで悩まずに先人たち、親たちに素直に相談することも大人としての責任を果たせることになるかもしれません。

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