ジェネリック家具とは何?!間違いない選び方は?!
ジェネリック家具ってなんでしょう?
良い家具を探していると、有名デザイナーの家具が素敵に見えてきますよね。
有名デザイナーの家具の価格を見て、むりか・・・とつぶやいてしまします。
でも、有名デザイナーの家具を50%オフで購入する方法があるんです。
諦めなければ、有名デザイナーの家具をあなたのお家に置くことが出来ます。
それがジェネリック家具と言われる家具です。
デザイナーズ家具の意匠権が切れた後に、デザイナーズ家具を忠実に再現する努力をして生み出された家具のことです。
意匠権がある間は正規ライセンスを保有する企業しかデザイナーズ家具を作ることができませんが、意匠権の保護がなくなることでライセンスを保有していない企業でもデザイナーズ家具を作ることができるようになるのです。
意匠権が切れた家具を真似て造ったのでデザインはすっかり同じでも、正規ライセンスが無いので価格は激安なんです!!
では、どうすればジェネリック家具を絶対に失敗せずに選べるでしょうか?
ジェネリック家具の絶対に失敗しない選び方
1、中国製品の産地はどこ?!
値段に関しては中国産が安くなるのですが、問題は、生産地です。

基本、『安かろう悪かろう』の中国製品は、先進国への輸出実績が浅い内陸部で主に作られています。
中国でも沿岸部の深センを中心とした地域は家具の工場が多く、香港などを経由して欧米向けに輸出をしています。
しかし、深セン以外の内陸の地域になると工場の質も低下していきます。
内陸は人件費が安いため、家具を安く作ることもできますが、その分品質に問題がある場合がほとんどです。
深センの家具を探しましょう!
2、欧米への輸出実績がある工場かを確認してみる
欧米は品質を見る目がとっても厳しい国ですので、欧米への輸出実績があると品質が一定のレベルに達していると考えて良いですね。
いくらデザインが良いからといって、中身が残念な状態だったら絶対に買わないでしょう?
実は、欧米と取引のある工場はエントランスを見れば良くわかります。
エントランス部分はいわば工場の顔ですよね。
一方で、中国国内向けにのみ輸出実績のある工場は、品質や中身よりも見た目を重視して、大量に家具を作っている可能性があるので、避けたほうが無難です。
3、日本人向けに作られているかどうか?
日本のご家庭には不向きな家具は、海外基準で作られている家具ばかり扱っている工場なんです。
大事なポイントは、デザイナーズ家具のよさを残しつつ、日本の住宅事情や体格を考慮してひとつひとつの家具が設計されているかです!!
これって、実際に目にしてみないとわからない部分でもあります。
ジェネリック家具のサイズ、肌さわり。
人と触れる家具は、実際に触れてみるのが一番なんですね。
見た目にとらわれて、ジェネリック家具を購入したらすぐに家具が壊れてしまったというような苦い経験に繋がるかもしれません。
4、価格は安すぎないジェネリック家具が良い?!
価格にこだわりすぎて、一般家具の価格レベルまで下がるとさすがに疑ったほうがいいです。
ジェネリック家具が一般家具の価格で購入できるはずがありません。
5、張地はしっかりと確認
ジェネリック家具を購入するなら、丈夫で長持ちな家具のほうがいいのは決まっています。
なので、張地はしっかりと確認してください。
病院や駅などの待合椅子にPVC(ポリ塩化ビニール)がよく使われていますが、この素材はお勧めいたしません。
確かに安いのですが、張地が薄く太陽の光に弱いので劣化が早いです。
毎日触れる家具ですから、ビニールだと劣化が早いと考えてよさそうです。
PVC(ポリ塩化ビニール)よりも優れた素材は、PU(ポリウレタン)です。
しっかりとした厚みのあるPU張地であれば安心です。
また、本皮は張地の厚さや質感が重要です。
本皮で、質の悪いものは色むらがあり、薄手の張地を使用しています。
この張地については、実際に確認されることをおススメします。
サンプル張地を取り寄る方法もありますが、実物と違うこともあるので。
6、フレームの素材も気を付けるべし
家具のフレームが錆びたり、溶接が剥がれたりということがあります。
メッキ加工が施されていてもスチール品はあまりお勧めできないです。
確かにスチールはステンレスと比較して安価ですが、日本の湿度の影響で数年後家具が錆びてきて、大体は後悔します。
やはり、お勧めはステンレスですね。
スチールより値段は少し高いですが錆びません。
錆びないので水拭きで、清潔に保てます。
7、クッションは実際に座ってみるべし
クッション部分はしっかりと弾力のあるものが良いですよね。
せっかくソファを買ったのに、体に負担がかかって、腰が痛いとか、肩がこるとか、長く座っていられないようなソファなら、いくらお安くても、がっかりな結果になってしまいます。
一番は、実際に座ってみて、ご自分の体が馴染むかどうかで決めるのが良いですね。
8、縫合部分が縫合方法をチェック!!
ソファを購入した実際の失敗談は、縫合部分が裂けて中身が出てきたという話です。
ソファは何度も座るため、人の体重が何度もかかるので、結果的に長い時間負荷がかかってしまい、縫合部分は弱くなってしまうものですが、このようなソファは購入しないほうが無難です。
狙う縫合は、「パイピング縫合」です。
筒状にしっかり縫い合わせてあるので破れない強い縫合になっています。
また、合成皮革と本皮の縫い合わせは、縫合部分が伸びてきますので、あまりおススメできません。
ジェネリック家具の間違いない選び方のまとめ
ジェネリック家具はとてもお得でセンスのいい家具を手に入れられる方法ですが、それを解かって危険な家具をつかまされる可能性もあります。
しっかりと、あなたの目と手触りで安全なジェネリック家具を手に入れましょう!!