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柏餅を食べる意味って何かあるのかな!?やっぱりな!!

柏餅

柏餅を食べる意味って何かあるのかな!?

柏餅といえば、こどもの日。

普段は、柏餅を探して食べるほどこだわりはありませんが、食べるとうまいですよね!!

しかも、こどもの日に食べるとなると、何か特別な意味があるのか?気になりませんか。

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柏餅に何かと特別な意味があるなら、食べておかないと縁起が悪いとか。

そんな、もやっとした疑問に答えていきましょう。

こどもの日に柏餅を食べる意味って何?

くどいようですが(苦笑)こどもの日と言えば柏餅。


平たく言えば、上新粉で作った平たく丸めたお餅に、あんをはさんで柏の葉などで包んだ和菓子です。

今では白い物もあればピンク色に染められた物もあり、甘くて歯ざわりも良くて美味しいお菓子ですよね。

しかし、子どもの日になぜ柏餅を食べるのかな?って思いますよね。

ポイントは、柏餅に巻いてある柏に意味があるんですね。

柏餅の葉でもある柏には、縁起の良い木と言われていて、縁起を担いで端午の節句の食として柏餅を食べるようになりました。

柏餅は縁起物として食べられるようになったということですね!!

柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があり、「子供が産まれるまで親は死なない」すなわち、「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、「柏の葉」は「子孫繁栄」との意味を持つようになりました。

そんな意味もあって、縁起の良い物として巻いてある柏の葉の巻き方のもきちんと理由があります。

柏の葉の表を向けて葉を巻いてある柏餅→小豆あん

柏の葉の裏を向けて葉が巻いてある柏餅→味噌あん

柏餅の中身を見なくても分かるという事です。

こどもの日に柏餅を食べるようになった由来とは?

いまでは、こどもの日になると普通に食べられている柏餅ではありますが、いつから食べれるようになったのかご存知でしょうか?

こどもの日に柏餅を食べられるようになったのは江戸時代です。

柏餅に巻かれれいる柏の葉は、春の新しい芽が出るまで古い葉を落とさないことから子どもが成長するまで親が生きていると言う、家系が途絶えないという縁起担ぎが出来たのが江戸時代ということになります。

こどもの日地域によって食べるものが違う?

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こどもの日に柏餅を縁起物として食べるのは分かったけど

そう言えば、ちまきは一体なんなんだろう・・・?って思う方多いかと思います。

実は、地域によって柏餅とちまきを食べるのが違います。

柏餅

柏餅は、関東地方でお子さんが無事に育ちますようにと願いが込めれれて食べられる食べ物です。

柏の葉には、新しい芽が出て大きく育つまで、古い葉っぱが落ちずに残り続ける事から、家が絶えないことの象徴とされていますので、子供が立派に大きく育つまでは、父や母など家族が亡くなることはないよ!!という意味の込められています。

ちまき

ちまきは、西日本で食べられる風習があり、無病息災の祈りが込められています。

ちまきは、元々平安時代に中国から日本に伝わってきた食べ物。

中国では、5月5日に、紀元前300年頃の政治家であり詩人だった人が、入水自殺をした命日とされ、この日に彼を供養する為に、ちまきを川に投げ込まれるようになったのが始まり。

そこから、古来中国でも、邪気を払う、無病を祈る、災厄を除ける願いを込めて食べられるようになり、その文化が日本にも伝わり定着したという由来もあります。

今では、ちまきは、笹の葉で包んでありますが昔は、茅の葉を使っていた事から、チガヤ巻きと呼んでいましたが、それがいつの間にか『ちまき』と呼ばれるようになりました。

柏餅を食べる意味まとめ

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ちまきは、こどもの日に家族が継続して安定して欲しいとの思いから作られ、食されています。

こどもの日も季節の変わり目から体調や気持ちが不安定になりがち、それにあえて、こどもの日を当てて、しかも縁起の良い柏餅、地域によってはちまきを食べることで、長い期間健康でいられますようにとの思いが江戸時代から続いていたなんて取っても神秘的。

次の世代にも、こんな話を交えながら伝えていくのも良いですよね。

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