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七夕に織姫と彦星が会うって年に1回だけが正しいの?!

七夕織姫彦星

七夕はロマンチックで男女の儚い恋愛話で素敵!!

まるで、俺みたい!!(じゃないけど)

七夕にまつわる話って段々記憶も薄れて、もやっとしてきます(笑)

なので、子供に正しく伝える為にもちょっと、サクッとまとめてみようと思います。

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七夕に織姫と彦星が会うのは年に1回だけなの?

現実には、織姫なるベガと彦星なるアルタイルとの接触のことから言うと、織姫と彦星は0.3秒に1回会っていたんですね。

織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)にまつわるお話から言うと、天の川のあっちとこっちに引き離され7月7日(七夕)、1年に1回会うことを許された夫婦のお話ですよね。

でも、現実は、織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)は、0.3秒に1回会っているんです。
大体ベガとアルタイルの寿命を計算すると100億年なんですけど。

星としては、寿命約100億歳
人間としたら、寿命約80歳

当然人間と星の『1年の感覚』は違うので、星にとっての1年は人間にとっての約0.3秒にあたります。

ちょっと例えに無理がありました?

でも、それから言うと、ほとんどいつも一緒にいるのと同じですよね。

折角なので、織姫と彦星のプロフィールをまとめましょう!!

1.織姫と彦星のプロフィール

織姫

星座:こと座のベガ

性別:女

原案中国での名:織女

職業:美女で織りで有名人

地位:七夕伝説の最高神・天帝の娘

住居:天の川の東岸に住む

性格:謙虚・しっかり・働き者

父親:天帝

彦星

星座:わし座のアルタイル

性別:男

原案中国での名:牽牛

地位:牛追いを生業

住居:天の川の西側に住む

性格:謙虚・しっかり・働き者

2、夏の大三角形は、織姫と彦星の星座の間が天の川?!

七夕伝説の織姫と彦星は、夜空の星に例えられて語られます。

ご存知の通り、星をつないだ「夏の大三角」は、はくちょう座の一等星デネブ、こと座の一等星ベガ、わし座の一等星アルタイルを結んだものですね。

このベガとアルタイルの間を通る様に南北方向に流れているのが天の川なんですね。

ベガとアルタイルの実距離は約14光年。

14光年の距離をものともせず、1年に1度逢瀬を重ねることができるのは、織姫と彦星の想いの強さの表れなのかもしれません。
現実には0.3秒らしいけど・・・・

3、織姫と彦星は恋人ではなく夫婦?!

多くの人が織姫と彦星は恋人同士と思っているのが多いですが、正しくは結婚した夫婦なんですね。

面識のなかった織姫と彦星が出会ったきっかけは、織姫の父親でもある天帝の導きによるものでした。

天帝は日頃から働き者の織姫の行き遅れを心配し、また、一生懸命働く娘に幸せになってもらいたいと考えていました。

そこで、天帝は働き者の好青年であった彦星に白羽の矢を立てます。

「娘と結婚して欲しい。」との天帝の申し出に謙虚な彦星は恐縮しますが、2人はめでたく結婚することとなりました。

こうして、織姫と彦星は、織姫が暮らしていた天の川の東側で結婚生活を営むようになります。

4、結婚後ニートになり親の逆鱗に触れる?!

織姫と彦星は生き別れになった夫婦なんです。そのわけは、織姫と彦星の結婚生活への態度にありました。

織姫と彦星は結婚後、ますます互いに惹かれ合う様になりました。

織物に勤しむしか知らない織姫、牛追いしか知らない彦星と、これまで全く恋愛とは無縁だった2人。

結婚後の織姫と彦星は働くのも忘れ、天の川のほとりで毎日おしゃべりに明け暮れる様になってしまったのです。

天帝が働くように言っても全く聞く耳を持たず、お互いしか目に映らなくなってしまった織姫と彦星。

この堕落ぶりが、天帝の逆鱗に触れてしまいます。

5、夫婦継続のためには7月7日以外は働くことが条件

すっかり働かなくなった織姫と彦星に怒った天帝は、彦星を天の川の西側に引き戻してしまいました。

彦星と会えなくなったことで悲しみに暮れ、泣き続けるばかりの織姫。

もはや元の様に機を織る気力すらありません。

あまりに不憫に思ったのと、これでは本末転倒ということで、天帝はある条件を2人に出しました。

「織姫と彦星が、結婚する前の様に一生懸命働くこと。」

こうして本来の勤勉さを取り戻した織姫と彦星は、7月7日の七夕の日、年に1回だけ会うことが許されたのです。

七夕に織姫と彦星が会えるまとめ

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七夕にロマンチックを感じることは決して悪いことではありませんが、夫婦が引き離されて、かつ年に1回しか合えないわけを知れば、きちんと働くことの戒めと言えます。

これって現代でも言える話で、子供にこそこの大事なことを伝えることが大事な気がします。

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