
ニキビが治ったのだけれどニキビの跡が黒く残ってなかなか消えない。
みっともなくて外も歩けない。
他人に変な目で見られるなど、リスクが非常に高いです。
すぐにでも、消しゴムで消すように消してしまいたいニキビ跡。
そんな願いを叶えるべくアプローチしてみました。
関連サイト:ニキビ治療 博多
黒いニキビ跡の原因と対策
黒ニキビ跡の正しいケア方法
★ニキビができた部分が黒い跡になって残ってしまった!!
★ニキビの真ん中に黒点があって治らない!!
黒ニキビ跡は、症状や状態が違うため、当然対処法も異なってきます。
黒ニキビ跡を改善するには、まず自分の症状と原因を理解し、正しい対処をすることが大切です。
まずは、黒ニキビとニキビ跡の見分け方をしっかり見極めましょう!!
◆芯がないタイプ
患部を触っても芯が無くシミの様な状態であれば「黒ニキビ跡」です。
◆芯があるタイプ
患部を触ると硬く、芯の様なものがある場合は「黒ニキビ」の状態です。
>>>別途解説します。
黒いニキビ跡の原因
黒いニキビ跡は、炎症部分にメラニン色素が排出されずに溜まっている状態です。
メラニン色素は、ニキビなどの炎症、紫外線など肌へのダメージから肌を守ってくれる成分で、役割を終えると、通常ターンオーバーにより排出されます。
しかし、年齢による肌の衰えや乾燥などにより、ターンオーバーが乱れて、メラニンが排出されないと、肌にメラニンが溜まったままになり、黒く色素沈着してしまうのです。
そうした場合の黒いニキビ跡の対処法は以下のようになります。
黒いニキビ跡は、以下の2つの方法により改善が見込めます。
○メラニンの生成を抑える→ターンオーバーを促進する
・メラニンの生成を抑える
黒いニキビ跡ができる原因から、メラニン色素が沈着していることが原因だということは先ほども述べました。
そのため、これ以上メラニンの蓄積を増やし、症状を悪化させない為に、メラニンの生成を抑制する必要があります。
・ターンオーバーを促進する
皮膚は、ターンオーバーにより古いものから新しいものへ生まれ変わる仕組みになっています。
健康な肌であれば、ターンオーバーは28日周期で行われます。
ターンオーバーのポイントは、肌に保湿をすることにより促すことができるのです。
今話した2点の「メラニンの生成を抑える」「ターンオーバーを促進する」ことは、有効な成分を含む化粧品によるスキンケアで可能です。
黒いニキビ跡はスキンケアで改善する!!
黒いニキビ跡はスキンケアによって改善することが可能です。
しかし、ただケアをすればいいという訳ではありません。
より改善効果を期待するなら、スキンケアに使う化粧品選びにもポイントがあります。
化粧品を選ぶポイントは、以下の3つです。
1、美白成分を含む美白化粧品
黒いニキビ跡は、メラニンが色素沈着していることが原因なので、シミと同様のケアが効果的です。
美白化粧品には、メラニンの生成を抑制する成分が含まれているため、色素沈着の悪化を防ぎ、薄くすることが出来ます。
中でも「ハイドロキノン」という成分が含まれている化粧品がおすすめです。
ハイドロキノンは、皮膚科のシミ除去などにも使用されるほど、美白効果が期待できる成分で、近年では美白用の化粧品にも配合されることが多くなっています。
2、ターンオーバーを促すビタミンC配合
ビタミンCには、ターンオーバーを促進する効果があります。
しかし、ビタミンCは、水にも溶けやすく壊れやすい、非常に敏感な成分です。
そのため、ビタミンC誘導体などの、ビタミンCの成分を肌の奥へ安定して届けることが出来る工夫がされた化粧品がおすすめです。
3、浸透力の高さ
先ほどのビタミンCのように、肌をサポートする成分は、敏感で不安定なものが多いです。
せっかく化粧品を使っても、有効成分が変化してしまうと、本来の効果を発揮できません。
そのため、それぞれの有効成分が空気や肌に触れても変化させる事無く、しっかりとはだの奥に届けられる「浸透力」が必要です。
黒いニキビ跡ってどんな状態?
黒いニキビ跡は、ニキビの炎症がおさまった後、ダメージを受けた皮膚に色素沈着が残っている状態です。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっているのですが、色素沈着は表皮に残ります。
ただ、症状がひどい場合は真皮にまで達していることもあります。
黒いニキビ跡の治し方
黒いニキビ跡の原因は、メラニンとターンオーバーの乱れです。
従って、「メラニンの生成を抑えること」、「ターンオーバーを整えること」の2点が重要だと言えます。
黒いニキビ跡は、対処するまでに時間がかかると、皮膚に色素が沈着して治りにくくなるため、正しい方法でなるべく早く対処することが重要です。
治療方法はいくつかありますから、できることから実践していきましょう。
★生活習慣を見直す
睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れ、偏った食生活、運動不足はターンオーバーの乱れを引き起こします。
生活習慣を改善してターンオーバーを整える方法は、黒いニキビ跡ケアに有効です。
★睡眠時間の確保
1日7~8時間の睡眠時間を確保しましょう。
睡眠時間の確保がむずかしい場合は、肌の再生が活発になる22時~2時の間に寝るような習慣をつけると良いでしょう。
★バランスの取れた食事
ターンオーバーを促進するビタミンAを多く含む食品(鶏レバー・うなぎ・モロヘイヤ・ほうれん草・かぼちゃ・ニラなど)や美白効果のあるビタミンCが豊富な食品(菜の花・赤パプリカ・黄パプリカ・ブロッコリー・ゴーヤ・ピーマンなど)を積極的に食べること、塩分を控えることを心がけましょう。
★適度に運動する
体を動かす習慣で代謝が上がり、ターンオーバーも活性化します。
無理のない範囲で、適度な運動を生活に取り入れましょう。
★ストレスをためない
趣味の時間をつくったり、適度な飲酒でストレスを発散することも重要です。
特に、仕事や人間関係のストレスが大きい方は、この点を意識してみましょう。
★禁煙する
タバコに含まれるタールは有害物質です。
タールを摂取すると、体を守るため活性酵素が活発に動き出します。
活性酵素が活発に動くと、ターンオーバーが乱れ、肌の加齢につながるため、タバコを控えることをお勧めします。
黒いニキビ跡の消し方
朝晩1日2回、洗顔料をよく泡立ててから、優しく洗ってください。
洗顔料はぬるま湯で洗い流しましょう。
ごしごしと力を入れて洗ったり、高温のお湯で洗顔料を洗い流すと、肌に必要な皮脂まで失われます。
そうすることで、逆に皮脂が過剰分泌され、ニキビができる原因となります。
・洗顔後の保湿
洗顔後は、必ず化粧水や乳液などを使って保湿するようにしてください。
肌の乾燥は、ターンオーバーが乱れる原因となるので、保湿は非常に重要です。
洗顔→化粧水→美容液→乳液という順で化粧品を使い、肌の潤いをキープしましょう(化粧品によっては美容液と乳液の順番が入れ替わることもあります)。
・イオン導入
イオン導入とは、微弱な電流を使って美容成分を肌に浸透させる美容法です。
家庭用のイオン導入器を使い、美白効果の高いビタミンCなどを肌に与えると、黒いニキビ跡治療に有効です。
・ピーリング効果・美白効果のある化粧品を使う
黒いニキビ跡を治すためには、化粧品選びも重要です。
化粧品は、ピーリング効果と美白効果の高い成分が入ったものを選びましょう。
・ピーリング効果
ピーリングとは、古い角質を取り除き、ターンオーバーを改善する美容法です。
レチノール(ビタミンA)・ビタミンC誘導体・グリコール酸はピーリング効果が高いので、このような美容成分を含む化粧品がおすすめです。
※ピーリング用化粧品を使う場合は1週間に1~2回の信用頻度を守ることと、ピーリング後に必ず保湿することが重要です。
・美白効果
肌を刺激から守り、色素の沈着を防ぐ成分が必要です。
ハイドロキノン・ビタミンC誘導体・プラセンタ・トラネキサム酸が配合された化粧品が良いでしょう。
特に、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、美白効果の高い成分です。
メラニン生成を促すチロシナーゼの働きを阻害し、メラニン合成を抑制するほか、メラニン色素の分解作用もあるため、黒い色素沈着を薄くする効果も期待できます。
ただし、ニキビができているときは、炎症を悪化させる恐れがあるため、使用を控えましょう。
黒いニキビ跡の予防法とは
黒いニキビ跡を残さないためには、「ニキビを悪化させないこと」、「ターンオーバーを活性化させること」、「メラニン生成の原因を断つこと」の3点が重要です。
先に解説した治療法と重複する部分もありますが、ニキビ跡を残さないために実践してみましょう。
1、ニキビができたら触らない
ニキビを触って刺激を与えると、炎症がひどくなり、ニキビ跡が残ります。
2、生活習慣を改善する
良質な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動を心がけ、ターンオーバーを改善させましょう。
3、正しい方法でスキンケアをする
「その日の汚れはその日のうちに落とす」ことがスキンケアの基本です。
皮脂やメイク汚れが残っていると、ニキビができる原因となるので注意しましょう。
また、洗顔の方法や化粧品の使い方も重要です。
日頃から正しい方法でスキンケアをすることで、肌の潤いを保ち、ターンオーバーの促進にもつながります。
4、紫外線対策をする
メラニン生成の原因となる紫外線対策として、日焼け止めを塗ることを徹底しましょう。
日差しの強い時間帯の外出を避け、外出時に帽子を被ることも有効です。
黒ニキビ跡の消し方まとめ
黒ニキビ跡はは消せます。
根気よくつづけてケアしていくしかありません。
その結果があとから付いてきますので負けずにがんばりましょう!!