登山の楽しさは実際に体験した人しかわからないと言われます。
「こんど一緒に高尾山への登山してみない?!」と声をかけられても、楽しさがわからないので返事に困ってしまう!!
高尾山は、比較的登山初心者には上りやすいよっていわれているけど・・・・
登山初心者であれば、なおさら、最初に失敗すると次も登山に行こうと思わなくなってしまいます。
そこで、高尾山の魅力を箇条書きでまとめてみます!!
付いてきてくださいね!
高尾山への登山が初心者におすすめのワケ①ケーブルカーとリフトがあるよ!!
高尾山には、麓から中腹までケーブルカーやリフトが繋がっています。
ケーブルカーは約1kmの距離を6分かけてゆったりと登ります。
途中には日本最大の急勾配地点もあります!
また、リフトを使えば、全長872m・約12分の空中遊泳を楽しむことができ、眼下に広がる大自然を肌で感じながら登ることができます。
これら乗り物を利用すれば山頂まで45分程度で登ることができ、初心者でも気軽に登山が可能です。
高尾山への登山が初心者におすすめのワケ②舗装された道を歩ける!
一号路や表参道など舗装された道が多いため歩きやすく、スニーカーでも高尾山を登ることができます。
また、舗装されていない道もよく整備され、登山靴を用意しなくても大丈夫なので、初心者が登山デビューするのに最適です。
高尾山への登山が初心者におすすめのワケ③トイレや売店が多い!
ファミリーやカップルに人気が高く最も多くの人で賑わいを見せる、高尾山登山の定番コース「一号路」は、トイレや売店が多いため安心して歩くことができます。
リフトやケーブルカーを降りて10分程歩くと男坂と女坂の合流地点に辿り着きますが、お店が立ち並んでいるので休憩を取ることができます。
さらに15分程歩いて辿り着く薬王院でも、土産物屋や食事処が多く並んでいます。!
高尾山への登山一番人気!一号路【表参道コース】
高尾山口駅(約60分)→高尾山駅(約20分)→薬王院(約20分)→高尾山(約40分)→霞台園地(約60分)→高尾山口駅

高尾山登山の最もメジャーで訪れる人も多いコースです。
ケーブルカーやリフトを使えば山頂まで45分程。
使わない場合は、麓から中腹の高尾山駅まで1時間ほどかけて舗装された道を歩いて登ります。
途中、金比羅台からは都心方面への眺望が楽しめます。

タコ杉やさる園、薬王院と見所が満載で、ほとんど舗装路を歩くので歩きやすいコースです。
また、途中の男坂と女坂の分岐は、女坂の方が階段がなく比較的楽です。
薬王院本堂を過ぎるとややアップダウンあり。
20分程歩くと山頂に着きます。
天気が良い日には、山頂から富士山の姿をはっきりと見ることができます。
南には丹沢や道志などの山々をはじめ、空気が澄んでいる冬には遠く南アルプスまで見ることもできます。
また、冬至頃、富士山の頂に太陽が沈むときに、ダイヤモンドのように輝く「ダイヤモンド富士」と呼ばれる現象が目にできます。
毎年大勢の人がその瞬間を見ようと訪れます。
高尾山登山コース一号路の見どころ①霞台展望台
ケーブルカーやリフトを降りて徒歩2分の位置にある霞台展望台からは、遠く新宿まで見渡せ、都心の高層ビル群や関東平野を一望できる大パノラマが堪能できます。
また、夜になると息を飲むほどの夜景をみることができ、デートにもおすすめのスポットです。
100万ドルの夜景と言われているのも納得です!
高尾山登山コース一号路の見どころ②巨大な杉の木
ケーブルカーを降り徒歩4分。一号路を進んでいると「タコ杉」と呼ばれる大きな杉の木が立っているのを目にします。
根の部分が波打ち、本当にタコの足のよう!
隣には頭を撫でると運を引き寄せるタコの像「開運ひっぱりだこ」が鎮座しています。
さらに進んだ薬王院手前付近にも、天狗が腰かけて参拝者を見守っていると伝えられている樹齢700年を超える巨大な杉「天狗の腰掛杉」が立っています。
高尾山登山コース一号路の見どころ③仏舎利塔
一号路の男坂と女坂が合流するところから上に登った広場には、「仏舎利塔」と呼ばれる、タイ王室から分けられたお釈迦様の仏舎利(遺骨)が奉安された塔が建っています。
白く美しい仏舎利塔と周囲に立つ観音様や飯綱大権現の石像の姿を目にすることができます。
高尾山登山コース一号路の見どころ一号路の見どころ④薬王院
高尾山一号路中腹にある高尾山薬王院は、聖武天皇の勅命によって行基が天平16年(744年)に開山・創建したといわれている寺院で、真言宗智山派の関東三大本山の一つとされています。
ケーブルカーを高尾山駅で降りてから徒歩で25分程度。
天狗信仰でも知られ、敷地内には天狗の像も立っています。
予約をすれば、薬王院の大本坊で精進料理も食べられますよ!
これは面白い体験です!!
高尾山登山初心者にはぴったりなまとめ
高尾山への登山は、まだ、他にも楽しめるコースがあります。
とっかかり一号路から始めてみて、何度も登山してみることで、あなたなりのコースが見つかるかもしれません。
もちろん、登山ですから、雨具の準備は忘れずに、ゆっくり、マイペースで登山してみることをオススメします!!