秋の訪れを告げる最高の贈り物!「栗」を味わい尽くそう
ちょっと思い出してみて?
公園の木々が少しずつ色づき始めて、ふと吹いた風に「あ、秋の匂いがする」って感じた瞬間のこと。
なんだかワクワクしない?
そんな秋の訪れを、一番「美味しい!」って実感させてくれるのが、やっぱり「栗」だよね。
お店の軒先に、ツヤツヤと輝く栗が並び始めると、「今年もこの季節が来たー!」って、思わず心が躍っちゃう。
ホクホクとした優しい甘さ、口の中に広がる豊かな香り…。
栗ご飯にする?それとも、甘いスイーツ?なんて考える時間も、秋の醍醐味だったりするよね。
でも、正直なところ、「栗って下処理が面倒くさそう…」とか「レシピがマンネリになっちゃう…」なんて思ってない?
わかる、わかるよー!
せっかくの旬の味覚なのに、なんだかハードルを感じちゃう気持ち。
でもね、もう大丈夫!
この記事では、そんなあなたのための「栗の完全攻略本」を目指しちゃいます。
面倒なイメージのある栗の下処理や保存方法のコツから、定番の栗ご飯、子どもが絶対に喜ぶ簡単おやつ、そして「これ、私が作ったの!?」って自慢したくなるような本格スイーツまで、選りすぐりのレシピをなんと15種類も大公開!
この記事を読み終わる頃には、あなたはもう栗マスター。
今年の秋は、栗で食卓をもっと豊かに、もっと楽しく彩ってみない?
さぁ、一緒に秋の味覚を味わい尽くす冒険に出かけよう!
秋の味覚「栗」を存分に楽しむための基礎知識
最高の栗レシピを楽しむためには、まず主役である「栗」のことをよーく知っておくのが大事なポイント。
ここでは、意外と知らない栗の旬や、お店で「当たり!」の栗を見つける方法、そして一番の難関(?)である下処理のコツまで、しっかりレクチャーしていくね!
栗の旬はいつ?一番美味しい時期を見極めよう
「秋の味覚」ってざっくり言うけど、栗が一番美味しい旬っていつか知ってる?
実は、栗の旬は品種によって少しずつ違うんだ。
早いものだと8月下旬から出回り始めて、9月上旬から10月にかけてピークを迎えるのが一般的。
スーパーでよく見かける「丹沢(たんざわ)」や「筑波(つくば)」といった品種は、9月が一番美味しい時期だよ。
もし、もっとホクホク感が強くて甘い栗が好きなら、10月頃に出てくる「銀寄(ぎんよせ)」みたいな晩生(おくて)の品種を待ってみるのもおすすめ。
結論、9月から10月に八百屋さんやスーパーをチェックするのが、美味しい栗に出会うための鉄則ってことだね!
美味しい栗の選び方:失敗しない見分け方のコツ
せっかく栗を買ったのに、「中身がスカスカだった…」「虫に食われてた…」なんて経験、地味にショックだよね。
そうならないために、美味しい栗を見分けるポイントを3つだけ覚えておこう!
- ツヤとハリがあるか?
新鮮な栗は、皮にピンとハリがあって、まるでニスを塗ったみたいにツヤツヤしてるんだ。表面がカサカサしていたり、シワが寄っているものは鮮度が落ちているサインだから避けた方が無難だよ。 - ずっしりと重いか?
手に持った時に、見た目以上にずっしりとした重みを感じるものを選んでみて。これは、中に実がぎっしり詰まっている証拠。逆に、軽いものは中が乾燥していたり、虫に食われて空洞になっている可能性があるんだ。 - 傷や穴がないか?
最後に、全体をよーく見て、小さな穴や黒い斑点、大きな傷がないかチェックしよう。特に、お尻のザラザラした部分が黒ずんでいないかも大事なポイントだよ。
この3つを意識するだけで、栗選びの成功率はぐーんとアップするから、ぜひお店で実践してみてね!
意外と簡単!栗の下処理と基本の剥き方・茹で方
さぁ、いよいよ栗料理の第一関門、下処理だよ!
「これが面倒だから…」って敬遠しちゃう人も多いけど、コツさえ掴めば意外と簡単。
美味しい栗料理のために、ここは一緒に頑張ろう!
【基本の下処理:アク抜き】
- 買ってきた栗をボウルに入れ、たっぷりのぬるま湯(40℃くらい)に1時間〜半日ほど浸しておく。
なぜ?: こうすることで、鬼皮(おにかわ)と呼ばれる硬い外側の皮が柔らかくなって剥きやすくなるんだ。さらに、虫出しの効果もあるんだよ。
【栗の剥き方:2つの皮との戦い!】
栗には硬い「鬼皮」と、内側の薄い「渋皮(しぶかわ)」の2種類の皮があるんだ。
料理によって、どこまで剥くかが変わってくるよ。
- 鬼皮だけ剥く場合(渋皮煮など):
- 栗のお尻のザラザラした部分に包丁を少し入れて、そこを起点に上に向かって剥がしていく。
- 栗を回しながら、包丁の刃元を使って少しずつ剥がしていくのがコツ。怪我しないように気をつけてね!
- 渋皮まで剥く場合(栗ご飯、栗きんとんなど):
- まずは鬼皮を上記の方法で剥く。
- 渋皮は、もう一度ぬるま湯に浸しながら剥くと、少しずつふやけて剥きやすくなるよ。包丁や、あれば栗剥き器(後で紹介するね!)を使って、丁寧に剥いていこう。
栗の下処理で一番大事なのは、「剥く前にぬるま湯にしっかり浸すこと」!
これをやるかやらないかで、後の作業の大変さが天と地ほど変わってくるんだ。
急いでいる時でも、最低1時間は浸してあげてね。
この一手間が、あなたの指を助けてくれるから!
【基本の茹で方】
- 鍋に栗と、栗がしっかりかぶるくらいの水を入れる。
- 塩を少々(水1リットルに対して小さじ1程度)加えて、火にかける。
- 沸騰したら弱火にして、20分〜30分ほど、栗の大きさを見ながら茹でる。竹串がスッと通ればOK!
- 火を止めたら、すぐに水に取らず、茹で汁の中でゆっくり冷ますのがポイント。こうすると、栗がパサつかず、しっとり仕上がるよ。
栗を長持ちさせる保存方法:冷凍・冷蔵のコツ
旬の時期にたくさん手に入れた栗は、上手に保存して長く楽しみたいよね。
保存方法も、状態によって使い分けるのがポイントだよ。
- 生栗のまま保存する場合:
新聞紙に包んでからポリ袋に入れ、口を軽く縛って冷蔵庫のチルド室へ。これで1週間くらいは鮮度を保てるよ。でも、乾燥しやすいから早めに使い切るのがおすすめ。 - 茹で栗・剥き栗を保存する場合:
一番おすすめなのが冷凍保存!
茹でて皮を剥いた栗を、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。これなら1ヶ月以上は美味しく食べられるんだ。使う時は、凍ったまま煮物に入れたり、解凍してスイーツに使ったり、とっても便利!
【栗の人気レシピ15選】定番からアイデアレシピまで一挙公開!
お待たせしました!
ここからは、お待ちかねの栗レシピを一挙に15種類、大公開しちゃうよ!
今日の食卓を彩る「ご飯もの」や「おかず」から、週末に作りたい「おやつ・スイーツ」、そして友達に自慢したくなる「変わり種」まで、きっとあなたのお気に入りが見つかるはず!
《ご飯ものレシピ》
1. ホクホク甘い!基本の「栗ご飯」
秋になったら絶対に一度は食べたい、王道中の王道!
栗の優しい甘さと、もち米のもっちり感がたまらないよね。
難しそうに見えて、実は炊飯器にお任せでできちゃう、ごちそうご飯だよ。
材料(3〜4人分)
- 米:2合
- もち米:0.5合
- 剥き栗:200g
- A(酒:大さじ2)
- A(みりん:大さじ1)
- A(塩:小さじ1)
- 昆布:5cm角1枚
- 黒ごま:お好みで
作り方
- 米ともち米は合わせて洗い、30分ほど浸水させてからザルにあげておく。
- 剥き栗は、大きければ半分に切っておく。
- 炊飯器の内釜に、米ともち米、Aの調味料を入れる。
- 白米3合の目盛りまで水を加え、軽く混ぜる。
- 上に昆布と剥き栗を乗せて、炊飯スイッチをオン!(この時、栗は混ぜないのがポイント!)
- 炊き上がったら昆布を取り出し、栗を潰さないようにさっくりと混ぜ合わせる。
- お茶碗に盛って、お好みで黒ごまを振ったら完成!
2. 旨味たっぷり!「栗と鶏肉の炊き込みご飯」
基本の栗ご飯に、鶏肉の旨味がじゅわ〜っと染み込んだ、ちょっと贅沢な炊き込みご飯。
きのこを加えても美味しいし、満足感がすごいから、これ一品で立派な夕食になっちゃうよ。
材料(3〜4人分)
- 米:2合
- 剥き栗:150g
- 鶏もも肉:1/2枚(150g)
- しめじ:1/2株
- A(醤油:大さじ2)
- A(酒:大さじ1)
- A(みりん:大さじ1)
- A(だしの素:小さじ1)
- 三つ葉:お好みで
作り方
- 米は洗って30分浸水させておく。鶏もも肉は小さめの一口大に、しめじは石づきを取ってほぐしておく。
- 炊飯器に米とAの調味料を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
- 鶏肉、しめじ、栗を乗せて、混ぜずに炊飯する。
- 炊き上がったら全体をさっくり混ぜ、お茶碗に盛って刻んだ三つ葉を散らせば完成!
《おかずレシピ》
3. ご飯がすすむ!「栗と豚肉の甘辛煮」
ホクホクの栗と、とろとろの豚の角煮が合わさった、想像しただけでお腹が空いちゃう一品。
甘辛い味付けが、白いご飯との相性バツグン!作り置きにも向いてるよ。
材料(2〜3人分)
- 豚バラブロック肉:300g
- 剥き栗:150g
- A(水:200ml)
- A(醤油:大さじ3)
- A(砂糖:大さじ2)
- A(酒:大さじ2)
- A(みりん:大さじ1)
- A(生姜スライス:2枚)
作り方
- 豚バラ肉は大きめの一口大に切る。
- フライパンで豚バラ肉の表面に焼き色をつけ、余分な脂をキッチンペーパーで拭き取る。
- 鍋に2の豚肉、剥き栗、Aの材料をすべて入れ、火にかける。
- 沸騰したらアクを取り、落し蓋をして弱火で30〜40分煮込む。
- 煮汁が半分くらいになったら火を止め、一度冷ますと味がしっかり染みてさらに美味しくなるよ!
4. 子どもも喜ぶ!「栗と鶏むね肉のクリーム煮」
ゴロゴロ入った栗の甘みと、優しいクリームソースが絶妙にマッチ!
鶏むね肉を使っているからヘルシーだし、シチュー感覚で子どももパクパク食べてくれること間違いなし。
材料(2〜3人分)
- 鶏むね肉:1枚(250g)
- 茹で栗(または剥き栗):100g
- 玉ねぎ:1/2個
- しめじ:1/2株
- バター:20g
- 薄力粉:大さじ2
- 牛乳:300ml
- コンソメ:小さじ1
- 塩、こしょう:少々
- パセリ:お好みで
作り方
- 鶏むね肉は一口大に切り、塩こしょうで下味をつける。玉ねぎは薄切りにする。
- フライパンにバターを熱し、鶏むね肉と玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたら、薄力粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒める。
- 牛乳を少しずつ加え、その都度よく混ぜてダマにならないようにする。
- コンソメ、しめじ、栗を加えて、とろみがつくまで弱火で5〜6分煮込む。
- 塩こしょうで味を調え、器に盛ってパセリを散らせば完成!
《おやつ・スイーツレシピ》
5. みんな大好き!手作り「栗きんとん」
おせち料理のイメージが強いけど、実はとっても簡単なおやつなんだ。
素材の味が活きた、素朴で優しい甘さに、ついつい手が伸びちゃう。
さつまいもを加えて作るレシピもあるけど、今回は栗だけで作る、ちょっと贅沢なバージョンだよ。
材料(作りやすい分量)
- 剥き栗:300g
- 砂糖:80g〜100g(お好みで調整)
- みりん:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- クチナシの実:1個(あれば。色を綺麗に出すため)
作り方
- 鍋に剥き栗と、かぶるくらいの水、クチナシの実(割ってお茶パックに入れる)を入れて火にかける。
- 栗が竹串がスッと通るくらい柔らかくなるまで茹でる。
- 茹で汁を少しだけ残して捨て、クチナシの実を取り出す。
- 栗をマッシャーやフードプロセセッサーで潰す。少し粒が残るくらいが美味しいよ!
- 鍋に戻し、砂糖、みりん、塩を加えて弱火にかけ、木べらで練り混ぜる。
- 好みの固さになったら火から下ろし、粗熱が取れたらラップで茶巾絞りにして形を整えれば完成!
6. 贅沢な甘さ!本格的な「栗の渋皮煮」
作るのに時間はかかるけど、その手間をかける価値が絶対にある、秋の極上スイーツ。
ツヤツヤに輝く渋皮煮が完成した時の達成感は、もう最高!
一粒ずつ、大切に味わってね。
材料
- 栗(鬼皮付き):1kg
- 重曹:小さじ2
- 砂糖:500g〜700g(栗の重量の50〜70%)
- 醤油:小さじ1(隠し味)
作り方
- 栗をぬるま湯に一晩浸す。
- 鬼皮を剥く。この時、渋皮を傷つけないように細心の注意を払って!
- 鍋に栗とたっぷりの水、重曹(小さじ1)を入れ、火にかける。沸騰したら弱火で10分煮て、アクを丁寧に取り除く。
- 火から下ろし、茹で汁を捨てる。流水で優しく洗い、渋皮に残っている太い筋などを竹串で丁寧に取り除く。
- もう一度、鍋に栗と水、残りの重曹(小さじ1)を入れて10分煮て、アクを取り、優しく洗う。これを2〜3回繰り返すと、渋皮のアクが抜けて綺麗な色になるよ。
- 鍋に栗とひたひたの水を入れ、砂糖の1/3を加えて弱火で20分煮る。
- 残りの砂糖を2回に分けて加え、さらに20分ずつ煮る。
- 最後に醤油を加えてひと煮立ちさせ、火を止めてそのまま一晩おいて味を含ませたら完成!
7. オーブン不要!簡単「マロンタルト」
「タルトって難しそう…」って思ってる?
大丈夫、市販のタルトカップと栗の甘露煮(渋皮煮でもOK!)を使えば、驚くほど簡単に、お店みたいなタルトが作れちゃうんだ。
材料(ミニタルト6個分)
- 市販のミニタルトカップ:6個
- 栗の甘露煮(または渋皮煮):6粒
- A(クリームチーズ:100g)
- A(砂糖:30g)
- A(生クリーム:50ml)
- A(レモン汁:小さじ1)
作り方
- クリームチーズは常温に戻して柔らかくしておく。
- ボウルにAの材料をすべて入れ、なめらかになるまで泡立て器でよく混ぜる。
- タルトカップに2のチーズクリームを均等に詰める。
- 上に栗の甘露煮を1粒ずつ乗せ、冷蔵庫で30分以上冷やし固めたら完成!
8. ホクホク甘い!「栗のパウンドケーキ」
栗の甘露煮をゴロゴロ入れて焼き上げる、秋の香りいっぱいのパウンドケーキ。
ホットケーキミックスを使えば、さらに失敗知らず!
プレゼントにも喜ばれること間違いなしだよ。
材料(パウンドケーキ型1台分)
- ホットケーキミックス:150g
- バター(無塩):100g
- 砂糖:80g
- 卵:2個
- 牛乳:大さじ2
- 栗の甘露煮:10粒程度
作り方
- バターと卵は常温に戻しておく。オーブンは170℃に予熱する。
- 栗の甘露煮はキッチンペーパーで水気を拭き、5粒は飾り用に、残りは粗く刻んでおく。
- ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまで混ぜる。砂糖を加えて白っぽくなるまでさらに混ぜる。
- 溶き卵を3〜4回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
- ホットケーキミックスを加えてゴムベラでさっくり混ぜ、牛乳と刻んだ栗も加えて混ぜ合わせる。
- 型に生地を流し入れ、表面をならし、飾り用の栗を乗せる。
- 170℃のオーブンで40〜45分焼く。竹串を刺して何もついてこなければ完成!
9. 子どもが夢中!「栗とさつまいもの大学芋風」
秋の味覚の最強コンビ、栗とさつまいもを一緒に揚げ焼きにした、甘くて美味しいおやつ。
大学芋のタレが絡んだホクホクの栗は、もう、手が止まらない美味しさ!
材料
- さつまいも:1本(250g)
- 茹で栗(または甘露煮):100g
- A(砂糖:大さじ4)
- A(醤油:小さじ1)
- A(水:大さじ1)
- A(酢:小さじ1/2)
- サラダ油:大さじ3
- 黒ごま:適量
作り方
- さつまいもは乱切りにして水にさらし、水気をしっかり拭き取る。
- フライパンにサラダ油とさつまいもを入れ、蓋をして弱火でじっくり加熱する。
- さつまいもに竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら、栗を加えて軽く焼き色をつける。
- 一度火を止め、余分な油を拭き取り、Aの調味料を加えて再び火にかける。
- 全体にタレを絡めながら煮詰め、仕上げに黒ごまを振ったら完成!
(参考) 秋の味覚「さつまいも」をもっと楽しみたい方はこちらもチェック!
簡単なのに絶品!さつまいも人気レシピ30選【おかず・おやつ・スイーツまで完全網羅】
10. SNS映えも!「栗のモンブラン風カップケーキ」
憧れのモンブランを、もっと手軽にカップケーキで楽しんじゃおう!
栗のペーストを使えば、絞るだけで本格的な見た目に。
デコレーションを工夫すれば、おもてなしにもぴったりだよ。
材料(カップケーキ6個分)
- 市販のプレーンなカップケーキ:6個
- マロンペースト:200g
- 生クリーム:100ml
- ラム酒:小さじ1(お好みで)
- 飾り用の栗(甘露煮など):6粒
- 粉糖:適量
作り方
- ボウルにマロンペーストを入れ、ゴムベラでなめらかにする。
- 生クリームを少しずつ加えながら、泡立て器でよく混ぜ合わせる。お好みでラム酒も加える。
- モンブラン用の口金をつけた絞り袋に2のクリームを入れる。
- カップケーキの上に、外側から内側へ円を描くようにクリームを絞り出す。
- てっぺんに飾り用の栗を乗せ、粉糖を軽く振ったら完成!
11. 和の心に触れる!手作り「栗大福」
もちもちの求肥(ぎゅうひ)と、優しい甘さのあんこ、そしてゴロッと一粒入った栗の存在感!
電子レンジを使えば、お餅つきをしなくても、おうちで簡単にもちもちの大福が作れるんだ。
材料(6個分)
- 白玉粉:100g
- 砂糖:50g
- 水:150ml
- 栗の甘露煮:6粒
- こしあん(または粒あん):180g
- 片栗粉:適量(打ち粉用)
作り方
- こしあんは6等分して丸め、それぞれ栗を包んでおく。
- 耐熱ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながらダマにならないように混ぜる。
- ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで2分加熱する。
- 一度取り出してヘラでよく混ぜ、再度ラップをして1分加熱する。半透明になり、お餅のようになればOK。
- 片栗粉を広げたバットの上に4の求肥を取り出し、6等分する。
- 求肥を少し広げ、1のあんを包み、形を整えたら完成!
《変わり種レシピ》
12. ワインに合う!「栗とキノコのアヒージョ」
「栗がアヒージョに!?」って驚いた?
これが、意外なほど合うんだな。
ニンニクの香りが染み込んだオリーブオイルと、栗の甘みが絶妙なハーモニーを奏でる、おしゃれな一品だよ。
材料
- 茹で栗:8〜10粒
- マッシュルーム、エリンギなどお好みのきのこ:100g
- ニンニク:2片
- 鷹の爪:1本
- オリーブオイル:100ml
- 塩:小さじ1/2
- パセリ(みじん切り):適量
- バゲット:お好みで
作り方
- ニンニクはスライス、鷹の爪は種を取っておく。きのこは食べやすい大きさに切る。
- 小さめのフライパンかスキレットに、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかける。
- ニンニクの香りが出てきたら、きのこ、栗、塩を加えて、5〜6分煮込む。
- きのこがしんなりしたら、パセリを振りかけて完成!バゲットを添えて、オイルに浸しながら召し上がれ。
13. 体温まる!「栗のポタージュスープ」
栗の自然な甘みとコクが溶け込んだ、とろーり濃厚なポタージュ。
少し肌寒くなってきた日の朝食やランチに飲むと、心も体もぽかぽかに温まるよ。
材料(2〜3人分)
- 剥き栗:150g
- 玉ねぎ:1/4個
- バター:10g
- 水:150ml
- コンソメ:小さじ1
- 牛乳:200ml
- 塩、こしょう:少々
作り方
- 玉ねぎは薄切りにする。
- 鍋にバターを熱し、玉ねぎを透き通るまで炒める。
- 栗、水、コンソメを加えて、栗が柔らかくなるまで10分ほど煮る。
- 粗熱が取れたら、ミキサーやブレンダーでなめらかになるまで攪拌する。
- 鍋に戻し、牛乳を加えて温め、塩こしょうで味を調えたら完成!
14. パーティーに!「栗とクリームチーズのブルスケッタ」
甘い栗と、塩気の効いたクリームチーズ、そしてハチミツの組み合わせが最高!
バゲットに乗せるだけで、あっという間に華やかな一品が完成するから、おもてなしやパーティーの前菜にぴったり。
材料
- バゲット:お好みの厚さで6枚
- 栗の甘露煮(または渋皮煮):3粒
- クリームチーズ:50g
- ハチミツ:適量
- 粗挽き黒こしょう:少々
- くるみやミントの葉:お好みで
作り方
- バゲットはトースターで軽く焼いておく。栗は粗く刻む。
- バゲットにクリームチーズを塗る。
- 刻んだ栗を乗せ、ハチミツをたらし、黒こしょうを振る。
- お好みで砕いたくるみやミントの葉を飾れば完成!
15. 大人の味わい!「栗とゴルゴンゾーラのパスタ」
クセのあるゴルゴンゾーラチーズの塩気と、栗の甘みが口の中で溶け合う、まさに大人のためのごちそうパスタ。
赤ワインと一緒に、秋の夜長をゆっくり楽しむのも素敵だね。
材料(1人分)
- パスタ:100g
- 茹で栗:5〜6粒
- ゴルゴンゾーラチーズ:50g
- 生クリーム:100ml
- ニンニク:1片
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩、黒こしょう:少々
作り方
- パスタは表示時間通りに茹で始める。栗は粗く刻んでおく。ニンニクはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、香りを出す。
- 生クリームを加えて温め、ゴルゴンゾーラチーズをちぎりながら加えて溶かす。
- 茹で上がったパスタと栗をフライパンに加え、ソースと手早く絡める。
- 塩で味を調え、器に盛って黒こしょうをたっぷり振ったら完成!
栗レシピをもっと手軽に!おすすめの調理器具・アイテム
「栗料理、挑戦したいけど、やっぱり下処理が…」
そんなあなたのために、栗の調理をぐっと楽にしてくれる、お助けアイテムを紹介するね!
便利な道具を上手に使って、もっと気軽に栗を楽しもう!
時短と安全を両立!栗剥き器の種類と選び方
栗の硬い鬼皮と、剥きにくい渋皮。
包丁で一つ一つ剥いていくのは、本当に根気がいるし、何より危ないよね。
そんな時に大活躍するのが、その名も「栗剥き器」!
ハサミのような形で、ギザギザの刃で鬼皮と渋皮を一緒につかんで剥けるタイプが人気だよ。
🙆♀️ 栗剥き器を使うメリット
- とにかく速い!作業時間が半分以下に!
- 包丁より断然安全!指を切る心配が減る。
- 渋皮まで綺麗に剥きやすいものが多い。
- 手が疲れにくい。
🙅♀️ 栗剥き器のデメリット・注意点
- 年に数回しか使わないかも…?(収納場所問題)
- 栗の大きさによっては使いにくい場合がある。
- 切れ味の悪いものを選ぶと、逆にストレスに…。
- お値段はピンからキリまで。
100円ショップで手に入る手軽なものから、数千円する本格的なものまで色々あるけど、秋に栗をたくさん食べるよ!っていう人は、一つ持っておくと世界が変わるくらい便利だから、ぜひ検討してみてね!
圧力鍋でホクホク感をアップ!
栗を茹でたり、煮物を作ったりする時に、圧力鍋を使うのもすごくおすすめ。
短時間で栗の中心までしっかり火が通るから、普通の鍋で茹でるよりも、もっとホクホク、しっとりした食感に仕上がるんだ。
加圧時間も短いから、ガス代や電気代の節約にもなっちゃう!
瓶詰栗・冷凍栗・栗ペーストを活用する手も!
「生の栗が手に入らない!」「どうしても時間がない!」
そんな時は、加工品の栗を上手に活用しよう!
スーパーには、栗ご飯用の剥き栗や、お菓子作りに便利な甘露煮の瓶詰、モンブランに最適な栗のペーストなど、便利な商品がたくさん並んでいるよ。
これらを使えば、面倒な下処理は一切不要!
思い立った時に、すぐ栗レシピに挑戦できるのが嬉しいよね。
まとめ:今年の秋は「栗」で食卓を豊かにしよう!
どうだったかな?
栗の基本から、ご飯もの、おかず、スイーツ、そして変わり種まで、本当にたくさんのレシピがあったよね。
「栗って、こんなに色々な料理に変身できるんだ!」って、ワクワクしてくれてたら嬉しいな。
最初はちょっと面倒に感じる下処理も、一度やってみれば案外楽しいもの。
ツルンと皮が剥けた時の快感は、ちょっとした達成感があるんだよ(笑)。
定番の栗ご飯で秋の訪れを感じるのもよし。
週末に、子どもと一緒におやつを作るのもよし。
ちょっと意外なレシピに挑戦して、家族を驚かせるのも楽しそう!
この記事で紹介した15のレシピが、あなたの食卓に秋の彩りと笑顔を運ぶきっかけになりますように。
ぜひ、あなただけのお気に入りの栗レシピを見つけて、今年の秋を思いっきり満喫してね!