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「柏手」を練習して気づいたこと。忙しい日々に小さな区切りをつける、私の心地よい音の鳴らし方

神社
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新婚生活が始まり、仕事と家事に追われる毎日。大きな不満があるわけではないけれど、なんだか家の中の空気がどんよりと停滞しているような、名前のない違和感を抱えていました。気づけば夫との会話も、明日の予定を確認するだけの事務的なものばかり。そんな時、ふと立ち寄った神社で耳にしたのが、高く澄んだ「柏手(かしわで)」の音でした。

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なんとなく過ぎていく毎日の「小さな違和感」

「最近、ちょっと余裕がないかも」と自覚したのは、部屋の空気が重たく感じられた時でした。心にゆとりがないと、住んでいる空間のわずかな変化にも鈍感になってしまうようです。あの時聞いた柏手の音のように、自分自身を一度リセットするための「音の儀式」が、今の私には必要かもしれない。そう感じて、私は自宅で柏手の練習を始めることにしました。

朝の光の中で手を合わせる様子

心地よい音を求めて。私なりの「柏手」の練習方法

決して難しい作法を極めるわけではなく、あくまで「自分の心を整える音」を見つけるための練習です。私が意識したポイントは3つありました。

1. まずは、呼吸を整えて手を合わせる準備

いきなり手を叩くのではなく、まずは肩の力を抜いて、深く呼吸をします。「今から自分を整えるんだ」という意識を持つだけで、指先の感覚が研ぎ澄まされていく気がしました。

2. 音を響かせるための、手のひらの「くぼみ」

綺麗な音を鳴らすコツは、右手を少しだけ下にずらすこと、そして手のひらの間に小さな空間を作ることでした。ぺたぺたと叩くのではなく、空気を包み込むようにして打つ。何度も試行錯誤するうちに、こもった音から、少しずつ響きのある音へと変わっていく過程は、自分自身を調律しているような心地よい時間です。

3. 納得できる「音」に集中する

作法としての回数よりも、「自分が納得できる音」が出るまでゆっくり繰り返しました。雑念があるときは音が濁り、心が静かなときは音が通る。音は今の自分の状態を映す鏡のようです。

柏手を打つことで変わった、私と家の空気感

練習を始めてから、不思議と家の中での過ごし方が変わってきました。朝、起きて窓を開け、柏手を打つ。これだけで「よし、今日も始めよう」という心理的なスイッチが入るのです。

魔法のように運気が激変するわけではありません。でも、自分の受け取り方が少しずつ柔らかくなったことで、夫との会話にも余裕が生まれた気がします。空間を整えることは、自分の心を整えること。そしてそれは、大切な人との関係を整えることにも繋がっているのかもしれません。

暮らしを慈しむために、一緒に取り入れたもの

柏手で空気を震わせた後は、さらにその感覚を持続させるために、心地よい道具にも頼るようになりました。例えば、玄関や部屋の四隅には月花殿ご祈祷済「浄化塩」を置いたり、夕食後の静かな時間にお香の「香十」を焚いてみたり。

また、日中の集中力を保つためには、夜の「静寂」も欠かせません。ぐっすり眠ることで、翌朝の柏手の音もいっそう澄んで聞こえるようになります。枕を安眠・快眠にこだわった六角脳枕に変えてからは、朝の目覚めが以前より軽くなった気がしています。

寝る時の向きについても、少し意識を変えるだけで心の持ちようが変わることがあります。気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
寝る向きで人生変わる!本当にヤバい方角と、あなただけの最強の吉方位、教えちゃいます。

安眠できる寝室の風景

正解を求めすぎず、自分に合うリズムを見つける

柏手を練習してみて気づいたのは、完璧に鳴らせることがゴールではないということです。上手くいかない日があっても、それは「今の自分は少し疲れているんだな」と気づくためのサインになります。

もし、今の生活に「なんとなくな閉塞感」を感じているのなら、ほんの少し手を合わせて、音を鳴らしてみてください。合うか合わないかは、人それぞれ。もし「心地よいな」と感じたら、それがあなたにとっての正解です。無理をせず、自分のペースで、暮らしの音を調律していきましょう。

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