お盆にあの世の門が開く時間があるんだって!!
お盆にあの世の門が開く時間があるって聞いたことありますか?
やはり、お盆のイベントは重要なんだなって思います。
正しくは、お盆と、お正月にあの世の門が開く時間があるんだって!!
毎年、2回あるそうなので、どんな点に注意が必要なのか解説していきます。
お盆にあの世の門が開く時間はいつ、何時?
地獄にいる鬼が、毎日、罪人を釜で煮て責め続けていますが、旧暦の1月16日と7月16日だけは、釜の蓋を開け、休んでいるので、この世の者もみな、仕事をやめて休もうということ。
また、釜蓋朔日(かまぶた ついたち)という言葉があり、旧暦の7月1日のことを地獄の釜の蓋が開くと言うこともあります。
と言うことは、旧暦の7月1日0時から少しづつ開き始め、7月16日23時59分に全開になると言うことですね。
地獄に行くためには、えんま大魔王が地獄に行けと裁かれた人たちが行くところです。
旧暦の1月16日と7月16日は、閻魔賽日(えんまさいにち)とも言われ、閻魔堂にお参りし、閻魔大王の絵や地獄図を拝んだりするそうです。
また、昔は住み込みの店の奉公人や女中もこの日は実家に帰ることができ、「藪入り(やぶいり)」ともいいます。
お盆の行事は、地域によって様々なやり方があるように「地獄の釜の蓋も開く」も色んな解釈で伝わっています。
例えば、地獄から罪人たちがこの世に戻ってくることから施餓鬼会がお盆の時期に行われるようになったという説もあります。
ちなみに私の母も、お盆の16日に友人と海へ遊びにいこうとしたら、そんな日に海へ行くなんて辞めなさい、地獄に落ちた人もこの日には沢山帰ってくるんだか。
だから、海の深いところに引きずり込まれちゃうわよ!なんて恐ろしいことを言われるんです。
お盆にあの世の門が開く時間にはお祝い事をしていいの?
昔から「お彼岸やお盆の期間中にはお祝い事や引越し等はしないほうが良い」という事を言われいます。
あなたは、言われていないかもしれませんが。。。
とは言っても、この根拠となる仏教的な決まり事はありません。
ただ、先祖様へのご供養だけは、忙しい毎日のなかで、つい怠りがちになってしまうので、せめて最優先しましょうという事です。
なので、特に、結婚式は避けます。
もし、事情があって結婚式をしたいときは、結婚式の前に、ご先祖様へのご報告を兼ねて、お墓参りをきちんと済ませてからおこなうのが良いでしょうね。
お盆にあの世の門が開く時間には釣りに行ってもいいのかな?
お盆時期は、長期お休みが出来るので、趣味の釣りに行きたくなるものです。
先ほども、地獄の釜が開く時期には、海に引きづりこまれるとお話しましたが、危険でしょうね。
また、仏教的な決まり事では無いのですが、ご先祖様のご供養が最優先ですよ。
プラス、殺生ごとはなるべく控えると考える方もいます。
これは、ご先祖様は虫に乗って自宅に来て、虫に乗ってあの世へ帰っていくと言われていることも関係しているようです。
お盆にあの世の門が開く時間とは関係ないのだけれどこんな恐怖話も
3.11の記憶はまだ新しいと思いますが、3.11の年は海に行って釣りに行く人が少なかったんです。
タイミングがあまりにも悪いしと言うことで、ホントに釣り人は少なかったんです。
それを知ってた知らずか、釣り人が少ないので今行けば、いっぱい釣れると思った人が、夜釣りに行って、帰らぬ人になったことがあります。
単に、事故なのか、○○に引っ張られたと、うわさが出ていました。
そんなことないだろうと言って、友人が、その場所を聞いて行ったら。。。。
沢山さかなが釣れたそうです(笑)
行くやつも行くやつだけど、そうとうチャレンジャーですよね。
お盆にあの世の門が開く時間まとめ
お盆にあの世の門が開く時間は、旧暦7月1日0時~7月16日23時59分ですね。
特に、7月16日には、お墓参りをして、先祖供養はしっかりやりましょう。
いつも、いつも、あなたを見守ってくれています。
今年は、コロナや自然災害が多く大変な年になっていますが。
そんな時こそ、先祖供養は大切ですね。