なんか、気分が晴れない…。部屋の隅っこのホコリみたいに、心にもなんだか澱んだものが溜まってる感じ。
特に、家のトイレ。あの閉鎖的で、なんとなくジメっとした空気が、今の自分そっくりだなんて思ったりして…。
「運気を上げたい」なんて大げさなことは言わないけど、この重たい空気を、ほんの少しでも変えられたらなって。
でも、大掛かりな掃除とか、キラキラした開運グッズとか、そういうのは正直ハードルが高い。「どうせ私には続かない」って、始める前から諦めちゃう。
そんな、かつての私みたいなあなたに、こっそり教えたいのが「トイレに榊を飾る」っていう、すごく簡単な方法。
え、神聖な榊をトイレになんて罰当たりじゃない?って思うよね。わかる、私も最初はそう思ってた。
【和のしらべ】シリーズ
この記事では、そんな不安も含めて、ズボラで自分に自信がないあなたでも、「これならできるかも」って思える、はじめの一歩を解説していくね。
なんでトイレなんだろう?運気を上げたい、でも頑張れない心の声
そもそも、なんでみんなそんなに「トイレの運気」って気にするんだろうね。
風水とかの世界では、トイレは「厄落としの場所」って言われてて、家の中でも特に悪い気が溜まりやすい場所なんだって。
だから、ここをキレイに保つことが、家全体の運気を良くする鍵らしい。
…なんて言われても、「ふーん、そうなんだ」って感じだよね。正直、ピンとこない。
でも、「一番ジメジメしてて、なんとなく空気が重い場所」って言われると、妙に納得しちゃう。
自分の心の中みたいで。
だから、「運気アップ!」みたいに意気込むんじゃなくて、「自分の心の澱みを、トイレと一緒に少しだけ掃除する」くらいの気持ちで考えてみると、ちょっとだけ気楽にならないかな。
神聖な榊をトイレに飾るのはアリ?スピリチュアルと風水の考え方
一番引っかかるのって、やっぱり「榊をトイレに飾っていいのか」ってことだと思う。
神様、怒らないかな…「罰当たりかも」っていう不安について
「榊=神様のもの」ってイメージ、すごく強いよね。神棚に飾るものだから、不浄な場所と言われるトイレに置くなんて、罰が当たりそう…って不安になる気持ち、すごくよくわかる。
私も最初は怖くて、ネットで「榊 トイレ 飾る バチ当たり」とか、こっそり調べたりしたよ。
でも、いろんな考え方があるみたいで、「神様への感謝の気持ちがあれば大丈夫」とか、「不浄な場所だからこそ、神聖なもので浄化する意味がある」っていう意見も結構あるんだ。
大切なのは、たぶん形式じゃなくて「少しでも良い空間にしたい」っていう、自分の気持ちなのかもしれないね。
風水で見る「トイレ」と「榊」の意外な関係性
風水の世界では、植物には悪い気を吸って、良い気に変えてくれる力があるって言われてるんだ。
特に榊みたいに、葉っぱが尖ってる植物は「邪気払い」の効果が強いんだとか。
悪い気が溜まりやすいトイレに、邪気払いの力がある榊を置く。こう考えると、すごく理にかなってる組み合わせだと思わない?
「罰が当たるかも…」と不安に思うより、「悪い気を吸ってくれてありがとう」という気持ちで飾ってみよう。それだけで、ただの植物が、自分だけの小さなお守りみたいになるよ。
【これならできる】榊でトイレを「こっそり」浄化する3ステップ
理屈はわかっても、面倒なのは嫌だよね。大丈夫。本当に驚くほど簡単だから。
詳しい飾り方や処分の仕方は、【ズボラな私でもできた】100均でOK!トイレの榊、飾り方から処分まで完全ガイドの記事で解説するけど、まずは最初の3ステップだけ紹介するね。
ステップ1:榊はどこで買う?選び方のポイント
スーパーの片隅とか、お花屋さんに普通に売ってるよ。200円~300円くらいで一束買えるかな。最初はそんな立派なものじゃなくて全然OK。葉っぱが青々としてて、元気そうなやつを選べば大丈夫。
ステップ2:どこに飾る?置き場所と簡単な飾り方
小さな棚とか、窓際とか、ちょっとしたスペースで大丈夫。倒れないように、小さなコップや一輪挿しに挿すだけ。本当にこれだけ。
ステップ3:水やりは?ズボラでも続くお手入れ方法
毎日じゃなくて大丈夫。2~3日に一回、水を替えるくらいでOK。トイレに行くついでに、「あ、お水替えとこ」くらいの軽い気持ちでやってみて。
まとめ:トイレから、自分の心を少しだけ浄化するつもりで
大きな幸せとか、劇的な変化を求めてるわけじゃない。
ただ、このどうしようもなく重たくて、ジメジメした気分を、ほんの少しでも軽くしたいだけ。
トイレに榊を一本飾る。
それは、大げさな開運行動なんかじゃなくて、「自分のために、ちょっとだけ良いことをしてあげた」っていう、小さな成功体験。
その小さな一歩が、澱んだ空気を変えるみたいに、あなたの心にも、ほんの少し新しい風を吹き込んでくれるかもしれないよ。
待できるような、神秘的なビジュアルを目指す。
【和のしらべ】シリーズ