トイレに榊を飾るといいらしい。
罰当たりじゃないってこともわかった。
「よし、やってみよう!」って一瞬思うんだけど、次の瞬間には「でも、どうやって?」「準備するの面倒くさいな…」「枯れた後、どうするの?」って、次から次に面倒なことが頭に浮かんで、結局なにもしないまま一日が終わる。
わかる。すごくわかるよ。その「見えない面倒くささ」が、一番の敵なんだよね。
だからこの記事では、そんなあなたのために、「これ以上ない!」ってくらい具体的に、全部の手順を写真付き(イメージだけどね)で解説するよ。この記事の通りにやれば、絶対にできるから安心して。
【和のしらべ】シリーズ
「やってみたい」のに、準備と後片付けを想像して動けないあなたへ
新しいことを始めるのって、すごくエネルギーがいる。特に、私たちみたいなタイプは、始める前に完璧な計画を立てようとして、その計画の面倒くささに自分で潰れちゃうんだよね。
だから、今回は「完璧」を目指さない。60点でいい。いや、30点でいい。まずは「榊をトイレに置く」ただそれだけをゴールにしよう。
【準備編】100均で全部そろう!本当にこれだけでOKリスト
「特別な道具なんて、何一ついらない」って言われても、信じられないよね。だから、リストアップしてみた。本当にこれだけでいいんだよ。
- ① 榊(さかき)
スーパーのお花コーナーとか、街のお花屋さんでひっそり売ってる。200円くらい。神棚用の立派なやつじゃなくて、小さい一束で十分。 - ② 小さな花瓶(コップで代用OK)
100均のおしゃれな一輪挿しでもいいし、家に余ってるシンプルなガラスのコップで全然OK。倒れにくければ何でもいいよ。 - ③ 塩(食塩でOK)
これは処分する時に使うもの。神様用!みたいな特別な塩じゃなくて、普通の食塩で大丈夫。
【実践・飾り方編】写真でわかる!失敗しない3ステップ
道具がそろったら、もう8割終わったようなもん。あとは飾るだけ。
ステップ1:長持ちさせる、ほんのひと手間
買ってきた榊の根元を、水の中で少しだけハサミで斜めに切る(水切りってやつ)。これをやるだけで、水の吸い上げが良くなって長持ちするんだって。面倒なら、飛ばしてもいいけどね!
ステップ2:飾る場所はどこがいい?
トイレの小さな棚の上とか、タンクの上とか、窓際とか。「清潔で、見下ろさない高さ」ならどこでも大丈夫。倒して水浸し…なんてことになったら最悪だから、安定する場所に置いてね。
風水的な意味とかをもっと知りたいなら、こっちの記事(記事No.5のパーマリンク)も参考になるかも。
ステップ3:水換えのベストな頻度【毎日じゃなくていい】
これが一番のハードルだよね。でも安心して。毎日じゃなくていい。2〜3日に1回、トイレに入ったついでに「あ、水替えよ」くらいでOK。その時に花瓶もサッと洗ってあげると、もっと長持ちするよ。
全部やろうとしないで。「水切りは面倒だからやらない」「水換えは週2回ってことにする」みたいに、自分で続けられるルールを作っちゃうのが、挫折しない一番のコツだよ。
【最重要・処分編】枯れた榊、神社に行かなくても大丈夫。罪悪感ゼロの方法
葉っぱが黄色くなったり、ポロポロ落ちてきたりしたら、交換のサイン。でも、ここからが一番悩むところだよね。
正直、神社に返しに行くのってハードル高いよね
「枯れたお札や縁起物は、神社で供養してもらいましょう」ってよく聞くけど、正直、面倒くさくない?わざわざ神社に行くのも、神社のどこに返せばいいのか聞くのも、コミュ障にはハードルが高すぎる…。
自宅でできる。「ありがとう」を伝える処分方法
大丈夫。神社に行かなくても、ちゃんと感謝を伝えてお別れする方法があるよ。
1. 枯れた榊を、キッチンペーパーか半紙みたいなキレイな紙の上に置く。
2. 用意しておいた塩(ひとつまみでOK)を、榊にパラパラっと振りかける。
3. 心の中で「今までありがとう。私の部屋の悪い気を吸ってくれて感謝します」と伝える。
4. 紙でそっと包んで、他のゴミとは別の小さな袋に入れる。
5. 普通の可燃ゴミとして、ゴミの日に出す。
これだけ。大切なのは場所じゃなくて、感謝の気持ち。これなら、あなたも罪悪感なくお別れできるはず。
もし榊自体が面倒に感じてきたら、トイレ浄化の他の方法を探してみるのもアリだよ。
まとめ:完璧じゃなくて大丈夫。まずは「置くだけ」から始めてみよう
どうかな?思ったより、ずっと簡単だったんじゃない?
準備も、飾り方も、一番心配だった処分方法も、全部わかればもう怖くないはず。
完璧じゃなくていいんだ。まずは今日、スーパーに行ったら榊を一本だけ買ってみる。そして、家のコップに挿して、トイレに置いてみる。
その小さな一歩が、「どうせ自分なんて」と思っていたあなたの心を、少しだけ変えるきっかけになるかもしれないから。
【和のしらべ】シリーズ