地獄の1階層の等活地獄とは?
地獄一階層の等活地獄とは?
あまり聞きなれない地獄の1階層目。
地獄は無限に奥底まで続いているようですが、一般的には、8階層目まであるようです。
地獄の1階層目、等活地獄(とうかつじごく)をまとめてみます。
Contents
地獄の等活地獄とは?
八熱地獄の一階層目。
南瞻部洲の下、千または五千由旬の所にあるという。
獄卒により身を裂かれ骨を砕かれて殺されるが、涼風が吹くと生きかえってまた同じ責め苦を受け、これを繰り返すので、その名がある。
殺生などの罪を犯した者がここに堕ちるという。
永久に、肉体を寸断され続けるという、言葉を聞いただけでも気味悪い地獄です。
さらに、等活地獄は7つに分かれています。
■屍泥処(しでいじょ)
熱い糞尿の湖に虫が這いつくばり、食いつかれ、皮を破り肉を食われる場所。
■「刀輪処(とうりんじょ)」
高い鉄壁の中が猛火に包まれていて、大雨のように熱鉄が降っている場所。
■「おう熱処」
豆を炒るように鉄の甕(かめ)で熱さられる場所。
■「多苦処」
縄で縛られ、杖で打たれ、険しい岩山から落とされる場所。
■「あん冥処」
大嵐の吹き荒れる場所。
■「不喜処」
大火災が昼夜燃え、炎の口をもつ鳥や犬や狐に食われる場所。
■「極苦処」
鉄の棒で全身を貫かれる場所。
等活地獄まとめ
生きているときに、殺生をすると行く地獄が、等活地獄です。
しかも、地獄として行われているところは、画像にするにはあまりにも、衝撃的過ぎて見られない地獄です。
でも、これが、地獄の1階層目なんです。
これが、人間界の時間にして、1兆6653億1250万年続きます。