「寝室に観葉植物を置くと、運気が下がるらしいよ」
「夜に酸素を吸われちゃうから、体によくないんだって」
そんな噂を聞いて、ベッドルームにグリーンを置くのをためらっていませんか?
寝る前のひととき、緑を眺めてリラックスしたい。でも、それが原因で体調を崩したり、悪いことが起きたりするのは怖い……。
結論から言うと、寝室に観葉植物を置くことは、基本的には「大正解」です。ただし、リビングと同じ感覚で選んでしまうと、失敗(枯らす、カビる)の原因になります。
今回は、なぜ「よくない」と言われるのかの真実と、寝室だからこそ置きたい「最強の浄化植物」についてご紹介します。

なぜ「寝室にはよくない」と言われるのか?
火のない所に煙は立たないと言いますが、この噂にはいくつかの「誤解」と「現実的なリスク」が混ざっています。
1. 「呼吸を奪われる」説の誤解
「植物は夜になると光合成を止めて呼吸(酸素を吸って二酸化炭素を出す)をするから、同じ部屋で寝ると酸欠になる」という説。
科学的に見れば、これは心配しすぎです。小さな鉢植えが出す二酸化炭素の量は、隣で寝ている人間やペットの呼吸に比べれば微々たるもの。ジャングルのような温室で寝ない限り、酸欠になることはまずありません。
2. 「カビや虫」のリスク(現実はこっちが重要)
スピリチュアルな噂よりも気にすべきは、衛生面です。
寝室は布団の湿気がこもりやすく、日当たりも悪くなりがちです。その環境で植物に水をやりすぎると、土にカビが生えたり、コバエが発生したりする原因になります。
「寝室によくない」と言われる本当の理由は、この「不衛生になりやすい環境」にあるのです。
寝室の救世主!「サンスベリア」を推す理由
では、どんな植物なら寝室に適しているのでしょうか。
私が一番おすすめしたいのは、別名「トラノオ(虎の尾)」とも呼ばれるサンスベリアです。
夜に酸素を出す「天然の空気清浄機」
一般的な植物とは違い、サンスベリアなどの一部の植物(CAM植物)は、夜間に二酸化炭素を吸収して酸素を放出するという特殊な性質を持っています。
つまり、「呼吸を奪われる」どころか、寝ている間に新鮮な酸素を供給してくれるのです。NASAの研究でも空気清浄効果が高い植物として認められており、まさに寝室のためにあるような存在です。
乾燥に強く、手間いらず
サンスベリアは多肉質で、葉に水分を溜め込んでいます。そのため、水やりは月に1〜2回で十分。
「土が乾いている時間」が長いため、カビや虫が発生しにくく、忙しい人でも枯らしにくいのが最大のメリットです。
風水的におすすめの植物と配置
風水では、寝室は体を休める「陰」の気を持つ場所とされています。尖った葉を持つ植物は「陽」の気が強く、活力を与えてくれますが、置き場所には注意が必要です。
- サンスベリア(尖った葉)
魔除け・厄除けの効果が高い。ベッドのすぐ横ではなく、部屋の入り口や窓際、鬼門(北東)に置くのがおすすめ。 - モンステラ(丸い葉)
丸い葉はリラックス効果があり、心を穏やかにします。ベッドサイドに置くならこちらが馴染みます。 - ポトス(つる性)
繁殖力が強く、「永遠の富」という花言葉も。高い位置から吊るすと、気の流れを作ってくれます。
絶対に失敗しないための「寝室管理ルール」
寝室のグリーンを枯らさず、清潔に保つために、私が守っている3つのルールがあります。
1. 水やりは「忘れた頃」に
寝室はリビングほど光が入らないことが多いため、植物の成長もゆっくりです。土の表面が乾いてから数日待つくらい、乾燥気味(スパルタ気味)に育てるのがコツです。
2. 土を使わない選択肢(ハイドロカルチャー)
どうしても虫が苦手な方は、土を使わない「ハイドロカルチャー(水耕栽培)」や、化粧石で土を隠すタイプを選びましょう。土の匂いもしないので、枕元に置いても快適です。
3. 枯れたら「身代わり」と割り切る
もし対策をしても枯れてしまったら、「私の悪い気を吸ってくれたんだな」とポジティブに解釈しましょう。
寝室は一日の疲れ(厄)を落とす場所。植物がフィルター代わりになってくれたと感謝し、塩でお清めして手放せば大丈夫です。
月花殿ご祈祷済 浄化塩(お清めや湿気取りとして)
まとめ|緑がある朝の目覚めは違う
朝、目覚めた瞬間にみずみずしい緑が目に入ると、それだけで「今日も一日がんばろう」というスイッチが入ります。
「よくない噂」に振り回されず、まずは小さなサンスベリアをひとつ、窓辺に置いてみてください。
それでも管理に自信がない方は、精巧なフェイクグリーンでも視覚的なリラックス効果は十分ありますし、神棚のように「国産の榊」を飾って空間を清めるのも素敵な習慣です。
あなたに合った方法で、寝室を癒やしの森にしてみてくださいね。