「風水で良いとされる北枕にしたいけど、部屋が狭すぎてベッドが回せない…」
「無理に北向きに置くと、クローゼットが開かなくなる」
そんなジレンマに頭を抱えていませんか?実は私も以前、6畳の狭いワンルームに住んでいた時、全く同じ壁にぶつかりました。安眠効果があると言われる北枕を試したいのに、部屋の構造上、どうシミュレーションしてもベッドが収まらないのです。
でも、そこで諦めるのはまだ早いです。インテリアの常識を少し疑ってみたり、発想を転換したりすることで、狭い部屋でも北枕を実現する方法は意外とあります。
この記事では、私が実際に狭い寝室で試行錯誤してたどり着いた「北枕レイアウトの裏技」と、狭いスペースを快適な「おこもり空間」に変えるための工夫をご紹介します。メジャーを片手に、一緒に解決策を探していきましょう。
狭い寝室でも北枕を実現する!私が試した3つの配置テクニック
部屋の形が正方形や長方形できっちり決まっていると、どうしても家具を壁に沿って並べたくなりますよね。でも、その固定観念を外したところに解決策がありました。
1. ベッドをあえて「斜め」に配置する
これは私が海外のインテリア事例を見て「これだ!」と思った方法です。部屋の角に対して、ベッドのヘッドボードをコーナーに押し込むように配置するのではなく、あえて少し角度をつけて置いてみるのです。
私の部屋では、部屋の角に三角形のデッドスペースが生まれてしまいましたが、そこにスタンドライトと観葉植物を置くことで、むしろホテルのようなおしゃれなコーナーに生まれ変わりました。ベッドを完全に壁につけないことで、視覚的な抜け感が生まれ、意外にも圧迫感が減るという発見もありました。
「部屋の真ん中にベッドがある」という贅沢なレイアウトになりますが、北枕の方角を正確に確保しつつ、動線も確保できる場合があるので、一度新聞紙などを床に敷いてシミュレーションしてみる価値はあります。
2. ヘッドボードなしの「脚付きマットレス」を活用する
もしこれからベッドを購入する、あるいは買い替えを検討しているなら、フレームのない「脚付きマットレス」や、ヘッドボードがないタイプを強くおすすめします。
私が狭い部屋で北枕レイアウトに成功した最大の要因はこれでした。ヘッドボードの厚み(約10〜20cm)がなくなるだけで、配置の自由度が劇的に上がります。たかが数センチですが、狭い寝室においてはこの差が「ドアが開くか開かないか」の瀬戸際になります。
枕元には壁があれば寄りかかれますし、スマホなどの小物は壁に取り付けるタイプのウォールシェルフを使えば解決します。
3. ベッド本体は動かさず「自分が斜めに寝る」
これは最終手段に近いですが、ベッドを動かすのが物理的に不可能な場合の実践術です。キングサイズやダブルベッドなど、幅の広いベッドを使っている場合に有効です。
ベッドの配置はそのままで、枕の位置だけを北側に寄せ、自分自身がベッドの上で斜めに寝るという方法です。「そんなのアリ?」と思われるかもしれませんが、風水で大事なのは「頭の向き」です。家具の向きではありません。
実際に試してみると、最初は違和感がありましたが、大きなベッドを独り占めしているような感覚で、意外と悪くありませんでした。シングルの場合は足がはみ出してしまうので注意が必要ですが(笑)、柔軟な発想でトライしてみてください。
レイアウト変更時に直面した「狭い部屋あるある」と解決策
北枕にしようと配置換えをする中で、いくつかのトラブルに遭遇しました。私がどう乗り越えたかシェアします。
ドアやクローゼットが開かなくなる問題
北向きに配置したら、クローゼットの扉が半分しか開かなくなってしまったことがありました。そこで私が取った行動は、「クローゼットの扉を外す」ことでした。
賃貸でも、蝶番のネジを外せば扉を取り外せることが多いです(退去時に戻せるように保管は必須)。扉をなくしてカーテンやロールスクリーンに替えたことで、扉の開閉スペースが不要になり、ギリギリまでベッドを寄せられるようになりました。
これで無事に北枕スペースを確保できましたし、布製のカーテンにすることで部屋の雰囲気が柔らかくなるという副産物もありました。
家具の圧迫感で部屋が狭く見える問題
ベッドの位置を変えると、部屋に入った瞬間の視界が変わります。特にベッドの側面がドーンと見えると、部屋が狭く感じがちです。
そこで私は、リネン(シーツや布団カバー)の色を「白」や「明るいベージュ」に統一しました。膨張色は部屋を広く見せる効果があります。また、ベッドの高さを低くする(ローベッドにする、または脚を短いものに付け替える)ことで、天井を高く見せる工夫もしました。
北枕に変えてから狭い寝室が「最高のコクーン」になった
苦労してレイアウトを変更し、狭いながらも北枕生活を始めてみて、実際にどうだったか。
狭さが逆に「安心感」に変わった
最初は「狭いなあ」と思っていましたが、北枕にして頭が冷やされ、よく眠れるようになると、その狭さが「守られている感覚」に変わっていきました。
蚕の繭(コクーン)の中にいるような、自分だけの秘密基地感です。北枕は「落ち着き」をもたらす方角と言われていますが、狭い空間特有の「おこもり感」と相性が抜群なのだと思います。
目覚めの視界が変わると気分も変わる
レイアウトを変える前は、起きた瞬間に散らかったデスクが目に入ってゲンナリしていましたが、配置換えによって窓が見えるようになりました。朝起きて空が見える。たったそれだけで、一日を始める気分が大きく変わりました。
「狭いから無理」と諦めずに、パズルのように配置を考えてみて本当によかったです。
まとめ:狭い部屋こそ、知恵と工夫の見せどころ
狭い寝室で北枕レイアウトを実現するために、私が提案したいポイントは以下の通りです。
- 固定観念を捨てて、ベッドを斜めに置いてみる
- 数センチを稼ぐためにヘッドボードや扉を見直す
- どうしても無理なら「寝る向き」だけを変える
部屋の広さは変えられませんが、使い方は私たちのアイデア次第でいくらでも変えられます。「北枕にしてみたい」というあなたの直感は、きっと今のあなたに必要な変化を求めているサインです。
ぜひ今週末、メジャー片手に部屋の模様替えにチャレンジしてみてください。工夫して作った空間で眠る夜は、きっと格別なものになるはずです。
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