「盛り塩といえば、玄関」というイメージが強いですよね。
確かに、家の顔である玄関を清めることはとても大切です。
でも、暮らしていると「なんとなくこの部屋、空気が重たいな」「水回りのジメジメが気になるな」と感じる場所が、家の奥にもあるはずです。
実は、盛り塩は玄関以外に置いても構いません。むしろ、汚れや湿気が溜まりやすい場所に置くことで、空間の気を引き締め、心地よい環境を作る助けになってくれます。
今回は、私が実際に試してみて良かった「玄関以外のおすすめの置き場所」と、それを実践する際に絶対に守ってほしいルールをご紹介します。

そもそも「盛り塩」にはどんな意味がある?
おすすめの場所を紹介する前に、少しだけ「盛り塩の役割」について整理しておきましょう。
古来より、塩には「腐敗を防ぐ」「清める」という力があると信じられてきました。スピリチュアルな意味での「魔除け」ももちろんありますが、私はこれを「空間の鮮度を保つための装置」だと解釈しています。
真っ白な塩が置かれていると、不思議と「ここはきれいにしておかなければ」という意識が働きませんか?
盛り塩は、部屋の汚れや心の乱れに対する、静かな見張り番のような存在なのです。
玄関以外のおすすめ配置スポット4選
では、具体的にどこに置くと効果的なのでしょうか。私が実践している4つのスポットをご紹介します。
1. トイレ(健康運の要)
風水では、トイレは「不浄の場」と言われ、健康運に大きく関わるとされています。
常に水があり、排泄を行う場所なので、どうしても陰の気がこもりやすくなります。ここに塩を置くことで、空間のジメッとした空気をキリッと引き締めることができます。
私は棚の隅や、タンクの上に小さな白い小皿で置いています。ただし、湿気を吸いやすい場所なので、交換頻度は高めにするのがポイントです。
2. 寝室(一日のリセットと再生)
寝室は、私たちが無防備になり、一日の疲れ(厄)を落としてエネルギーをチャージする場所です。
「なんだか寝付きが悪い」「嫌な夢を見る」という時は、枕元から少し離れたサイドテーブルや、部屋の隅に置いてみてください。
寝室の空気が澄んでいると、睡眠の質が変わり、翌朝の目覚めが違ってきます。
3. キッチン(火と水のバランス)
キッチンは「火(コンロ)」と「水(シンク)」という、相反するエネルギーが同居する場所です。気が乱れやすいため、イライラしたり、浪費の原因になったりすると言われています。
私は「いつも美味しい食事をありがとう」という感謝を込めて、邪魔にならない場所に少量の塩を置いています。油汚れなどで汚れやすい場所ですが、塩があることで「こまめに拭こう」という意識付けにもなっています。
4. リビングの「四隅」(結界を張る)
「最近、家族喧嘩が多い」「部屋全体がなんとなく暗い」
そんな時は、部屋の一箇所ではなく、部屋の四隅(四角)に盛り塩を置く方法があります。これは結界(けっかい)を張るようなイメージで、部屋の中心を聖域化する方法です。
ただ、4つすべてを管理するのは大変なので、大掃除の後や、気分を一新したい時だけの期間限定にするのがおすすめです。
これだけは守りたい「逆効果」を防ぐ3つのルール
玄関以外に置く場合、絶対に気をつけてほしいことがあります。間違った置き方をすると、かえって運気を下げる(不衛生になる)原因になります。
ルール1:放置は厳禁(湿気は邪気)
一番やってはいけないのが、「盛り塩を置きっぱなしにして忘れること」です。
塩は湿気や空気中の汚れを吸着します。ドロドロに溶けたり、ホコリを被ってグレーになったりした塩は、いわば「ゴミ箱がいっぱいになった状態」。それを放置するのは、汚れた空気を部屋に拡散しているのと同じです。
- 形が崩れてきた
- 水分を含んでベタついている
- 1週間〜10日が経過した
これを目安に、必ず交換してください。
ルール2:器は「白」か「自然素材」を
専用のセットを使うのも良いですが、100円ショップの小皿でも構いません。
ただし、柄物や派手な色は避け、清潔な「白」の陶器を選ぶのがベストです。塩の白さが際立ち、視覚的にも清浄さを感じやすくなります。
ルール3:処分は感謝してゴミ箱へ
使い終わった塩の捨て方に迷う方も多いですが、難しく考える必要はありません。
「キッチンやトイレに流す」という方法もありますが、配管が錆びる原因になるため、私はおすすめしません。白い紙(半紙やキッチンペーパー)に包んで、「ありがとうございました」と念じてから、普通に燃えるゴミとして出せば大丈夫です。
まとめ|無理なく管理できる範囲で
盛り塩は、置く場所を増やせば増やすほど良い、というものではありません。
管理しきれずにホコリを被らせてしまうくらいなら、置かない方がマシです。「今の自分はここを整えたい」と思う場所に、ひとつだけ置いてみる。
それくらいの軽い気持ちで、暮らしの中に「清めの塩」を取り入れてみてください。きっと、その場所を通るたびに、背筋がスッと伸びる感覚を味わえるはずです。