「北枕にして寝ると、縁起が悪いよ」
子供の頃、親やおばあちゃんからそう言われて育った方は多いのではないでしょうか。
私もその一人で、引っ越しで家具を配置する時も、無意識に北枕だけは避けるようにしてきました。なんとなく、怖いイメージがあったからです。
でもここ最近、どれだけ寝ても疲れが取れず、夜中に何度も目が覚めてしまう日が続いていました。
「枕を変えようか、サプリを飲もうか……」と悩んでいた時、ふと目にしたのが「実は北枕こそ、最強の睡眠環境である」という説でした。
お金もかからないし、ダメなら戻せばいい。そんな軽い気持ちで、禁断の(?)北枕を試してみることにしました。今回は、その結果私の体に起きた変化について、正直に書きたいと思います。

実際にやってみて感じた3つの変化
結論から言うと、私には合っていました。「もっと早くやっておけばよかった」と思うくらいです。
具体的にどんな変化を感じたのか、主観たっぷりにお伝えします。
1. 「頭が涼しい」感覚ですっと眠れた
模様替えをした初日の夜。布団に入った瞬間、不思議な感覚がありました。
プラシーボ効果(思い込み)かもしれませんが、頭のあたりが「シーン」と静かになり、熱がスーッと引いていくような感覚があったのです。
科学的な説によると、地球の磁場は北から南へ流れているそうです。北に頭を向けることで、血流が磁場の流れに逆らわずにスムーズに流れ、自律神経が整いやすくなるとか。
いつもなら「明日の仕事どうしよう」「あれ忘れてないかな」と考え事が止まらないのですが、その日は気づいたら朝になっていました。
2. 翌朝の「目覚め」がスッキリした
健康の基本とされる「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」。
北枕は、寒い北の方角に頭を向け、温かい南の方角に足を向けるため、自然とこの状態が作れると言われています。
そのおかげか、翌朝起きた時に、いつものような「頭が重たい」「顔がパンパンにむくんでいる」という感じが少なかったのです。
もちろん、枕自体を見直すことも大切ですが、向きを変えるだけでこれだけ感覚が違うのは驚きでした。
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3. 部屋の景色が変わって気分転換になった
これは物理的なメリットですが、ベッドの位置を変えると、寝る時に見える景色が変わります。
今まではドアが視界に入って少し落ち着かなかったのですが、配置換えによって壁側を向いて寝ることになり、視覚的な安心感が増しました。
そもそも、なぜ「縁起が悪い」と言われるの?
これだけ良いことづくめなのに、なぜ日本では忌み嫌われるのでしょうか。
理由は有名ですが、お釈迦様が亡くなった時(入滅された時)に、頭を北に向けていたからです。そこから「死者の寝方」というイメージがつきました。
でも、逆に考えてみてください。
悟りを開いたお釈迦様が、人生の最期に選んだ姿勢です。それはつまり、「肉体的な苦痛がなく、最も安らかでリラックスできる姿勢」だったのではないでしょうか。
「死」と結びつけると怖くなりますが、「究極の休息」と捉え直せば、これほど睡眠に適した向きはないとも言えます。
風水的なメリットもある
ちなみに風水の観点でも、北枕は決して悪いものではありません。
北は「水」の気を持つ方位。「悪い気を流す」「冷やす(鎮静化する)」という意味があります。また、人間関係の信頼や、財産を守る(貯蓄する)方位とも言われています。
「金運を上げたい」「落ち着いた生活がしたい」と願う人にとって、北枕はむしろ推奨される開運アクションなのです。
この機会に、寝室の四隅に盛り塩を置いて浄化すれば、さらに完璧な「聖域」が出来上がります。
もっと詳しく方角について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考:【即実践】頭を向けて寝てはいけない方角の真実と不運リセット術
まとめ|0円でできる健康法、試さない手はない
「北枕に変えたら宝くじが当たった!」なんて派手な奇跡は起きていません。
でも、「ぐっすり眠れて、朝気持ちよく起きられる」。これだけで、私にとっては十分すぎるほどの「運気アップ」でした。機嫌よく過ごせる時間が増えれば、自然と良いことも引き寄せられる気がします。
もし今、睡眠の質やなんとなくの不調に悩んでいるなら、今夜だけでも枕の向きを変えてみませんか?
合わなければ、明日の朝また元に戻せばいいだけですから。