「捨てる」のではなく「送り出す」
断捨離を進めている中で、最も手が止まってしまうのが「靴」ではないでしょうか。「高かったから」「思い出の場所に行った靴だから」と、愛着があればあるほど、ゴミ袋に入れることに強い抵抗を感じるものです。
しかし、傷んだ靴や何年も履いていない靴を靴箱に閉じ込めておくことは、靴にとっても、あなた自身の運気にとっても良いことではありません。
この記事では、大切な靴を罪悪感なく手放すための「供養」の手順と、心の持ち方について整理します。ただ捨てるのではなく、感謝を込めて送り出す。その儀式を経ることで、心は驚くほど軽くなります。
足元を支えてくれた相棒への礼儀
風水において、靴は「自分を運んでくれる乗り物」であり、運気の土台であると考えられています。ボロボロになった靴や、窮屈な靴は、行動力を鈍らせ、新しいチャンスへ向かう足を止めてしまう原因になりかねません。
役目を終えた靴を手放すことは、決して冷たい行為ではありません。「今まで守ってくれてありがとう、お疲れ様でした」と労い、引退させてあげることこそが、持ち主としての最後の愛情表現なのです。
手放すための視点
▼ここだけは覚えておいて
- 生ゴミなどと一緒の袋に入れない
- 最後に靴底を拭いてあげる
最も心が痛むのは、汚れたゴミと一緒に雑に扱うからです。別の袋を用意し、少しの手間をかけて「特別扱い」をすることで、罪悪感は「感謝」へと昇華されます。

感謝を伝える「供養」の4ステップ
自宅で簡単にできる、靴のお清めと処分の手順をご紹介します。
1. 汚れを拭き取る
最後に、靴底の泥や表面の汚れを雑巾やウエットティッシュで拭き取ります。「いろんな場所に連れて行ってくれてありがとう」と心の中で語りかけながら行うと、気持ちの整理がつきます。
2. 塩でお清めをする
靴の中にひとつまみの塩を入れます(または全体にパラパラと振ります)。塩には浄化作用があり、靴に残ったあなたの念や、外から持ち帰った厄を祓う意味があります。
3. 白い紙か布で包む
そのままゴミ袋に入れるのが忍びない場合は、新聞紙でも構いませんが、できれば白い紙や布で包んであげると丁寧です。靴の顔が見えないように包むことで、心理的な「お別れ」が完了します。
4. 別の袋に入れて出す
他の生活ゴミとは混ぜず、靴だけの袋にして、自治体の分別ルール(可燃・不燃)に従って出します。収集所に出す際も、「ありがとうございました」と一礼すれば完璧です。
靴を手放してスペースが空いたら、次は家全体の気の流れを整える番です。特に寝室の方角などは、新しい運気を取り込むために重要です。

「塩」が心の区切りになる
処分の際に使う塩は、キッチンの食卓塩でも構いませんが、より丁寧に供養したい、あるいは空いた靴箱の空間ごと浄化したいと願うなら、祈祷された塩を使うのも一つの選択肢です。
🙆♀️ 🙆♀️ 向いていると感じる人
- 物への執着をきれいに断ち切りたい
- 靴箱全体の運気をリセットしたい
- 作法を大切にしたい
🙅♀️ 🙅♀️ 向かないと感じる人
- ただゴミとして捨てればいい
- 塩を使うのがもったいない
- 手早く終わらせたい
まとめ
古い靴を捨てることは、過去の自分とお別れし、新しい自分を迎える準備です。
丁寧に手をかけ、塩で清めて送り出した後には、罪悪感ではなく清々しい感謝の気持ちが残るはずです。空いたスペースには、きっと素敵な新しい靴との出会いが待っています。